ロサンゼルス市警の刑事コンビが悪の将軍と対決するアクション作。キャラ、アクション、笑いが充実。名シーンを振り返ります。
(Lethal Weapon:1987年)
1.リッグス
ロサンゼルス市警の麻薬課刑事リッグス(メル・ギブソン)。つらい過去にやけっぱちな気分。しかし、特殊部隊出身であり、狙撃の腕と度胸は充分。
2.マータフ
マータフ(ダニー・グローヴァー)は殺人課。家族に囲まれ、50歳の誕生日を祝って幸せな気分。
3.オトリ捜査
薬物の摘発に忙しいリッグス。売人に100ドルを払おうとしてキレられるシーンが見せ場。
4.初対面
マータフの旧友ハンサカー(トム・アトキンス)が娘を失う事件。どうやら「薬物がらみの事件」ということで麻薬課と殺人課が共同で事件捜査を担当することに。リッグスが刑事であることを知らないマータフ。銃を出したリッグスを見て、マータフが慌てて制圧しようとする。二人の初対面に注目。
5.マータフ一家
キャラ設定が面白い映画。マータフの妻トリッシュ(ダーリン・ラヴ)は料理がド下手(らしい)。長女リアン(トレイシー・ウォルフ)は男好き(リッグスに一目惚れ)。息子ニック(デイモン・ハインズ)、末娘キャリー(エボニー・スミス)は明るい子。
6.黒人少年
爆破事件の目撃者を捜すリッグス&マータフ。個性的なメガネを掛けた黒人少年が怪しい奴を見たという。少年に「事情聴取」するシーンが楽しい。
7.干湖
密かにアメリカに薬物を持ち込んで荒稼ぎしているアメリカ軍将軍(ミッチェル・ライアン)と手下の殺し屋ヨシュア(ゲイリー・ビジー)ら。秘密の漏洩を恐れ、マータフの娘リアンをさらって警察がどのくらい自分たちの悪事を知っているかを探ろうとする。リッグスが狙撃の腕を見せるシーン、銃撃戦に注目。
8.脱出
将軍に捕まってしまったリッグス、マータフ、リアン。「拷問のプロ」がリッグスを痛めつける。
9.対決①
娘まで巻き込んだ将軍を絶対に許さないマータフ。車で逃走しようとする将軍と勝負。
10.対決②
リッグスはヨシュアと対決。特殊部隊出身者同士の決着戦。どんな戦いになるか?
(予告編:YouTube)
(コメント)
近未来を描いた『マッドマックス』シリーズでスターになったメル・ギブソン。この『リーサル・ウェポン』シリーズもまた人気シリーズに。しかし、『マッドマックス』の「マックス」も『リーサル・ウェポン』の「リッグス」も「ワケあり」なキャラ。「薄幸」が共通点。『マッドマックス』は「核戦争後の世界」が舞台になっていくため「絶望的な未来」しかありませんが、現代を描いた『リーサル・ウェポン』はどうなることやら。今作ではキャラ設定に注目。「暗いリッグス」と「明るいマータフ」が対照的。このシリーズの悪党はなかなかあくどい。しかしながら、その方がリッグス&マータフも気合いが入ろうというものです。戦い、キャラ(特に黒人少年)、コミカルな演出に注目です。
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