「懐かし映画劇場:映画ブログ」蒸気機関車の運転士が南北戦争で活躍するコメディ。彼女が乗った機関車を北軍に奪われ、運転士が奪回を目指す。橋のシーンがド迫力の名作です。
(The General:1926年)
1.主役
蒸気機関車「The General」の運転士ジョニー・グレイ(バスター・キートン)は南部の男。恋人の親兄弟が軍に志願。彼女はジョニーに軍に入って戦うことを勧めるが・・・。
ステキな彼女 |
2.却下
入隊しようとするジョニーだが、却下される。理由は「機関車を動かすのに必要なエンジニアだから」というもの。しかし、彼女はジョニーが臆病で志願しなかったと誤解。
軽蔑の目 |
3.強奪
彼女が乗った「The General」を北軍が奪取。別の機関車で後を追うジョニーだが、ドジ連発(手動式作業車でコケる、自転車でもコケる。大砲の扱いもトチる)。
大コケ |
4.秘密会合
北軍の会合現場に潜入したジョニー。北軍の秘密作戦を盗み聞き。ちょうどそこへ拘束された彼女が。見張りを倒して二人で脱出する勇敢なジョニー。
情報をキャッチ |
5.追跡
「The General」を奪回して逃走するジョニー。敵の追跡を妨害しながら、北軍の計略を味方に伝えようとする。
ドジりながら逃走 |
(コメント)
キートンの戦争映画。戦争は悲惨なもの。「勝った方が偉い」という単純なものではありません。そのため、南北戦争そのものについてはあまり触れないようにしたい。「敵を殺すシーン」の是非についても同様。北軍が機関車を奪取したのは実際にあった出来事だとか。結局、負けてしまった南部。この映画はどういう意図で制作されたのでしょうね? ジョニーがドジるシーン&活躍するシーンが見せ場。奪われた機関車を追ってドジ連発。奪回して逃走するシーンでもドジ。橋が大崩壊するシーン。川辺での戦闘&ドジ。彼女に誤解されてしまったジョニーが頑張る姿に注目の長編です。
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