2022年7月18日月曜日

懐かし映画劇場:ジョン・ベルーシ『アニマル・ハウス』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」二つの学生グループが争う珍作コメディ映画。ベルーシの怪演、怖い顔の学長、イヤミなエリートたち。ラストの大混乱に注目です。

(National Lampoon's Animal House:1978年)

1.舞台

1962年、アメリカの「フェイバー大学」。この大学には「友愛会」(学生クラブ)があり、優等生で構成される「オメガ・ハウス」、バカばっかりの「デルタ・ハウス」が目立っている。

2.新入生

クラブに入ろうとする新入生ラリーとケント。「オメガ・ハウス」は妙なエリート意識があって感じ悪い印象。「デルタ・ハウス」の自由な雰囲気が気に入ったようで、二人は「デルタ」に加入。

3.最悪

バカばっかりの「デルタ」。成績は最悪、禁止事項も守らない、女子学生にちょっかい。学長(ジョン・ヴァーノン)は素行不良、学業での不出来を理由に「デルタ」のメンバーを全員退学にしようとする。

4.対立

「デルタ」を潰したい学長。「オメガ」のメンバーに「デルタ」の監視を命じる。

5.パーティ

「トーガ・パーティ(古代ローマ人の衣装で行われる飲み会)」を楽しむ「デルタ」。数々の許されない行為。学長がついにキレる。

6.パレード

退学処分になった「デルタ」。(自分たちが悪いにもかかわらず)学長と「オメガ」に仕返しをしようとする。市長も参加する町のパレードで「デルタ」が最後の反撃。どんな混乱が?

(YouTube)

コメント

実に珍妙な映画。ジョン・ベルーシは下品キャラ、ケヴィン・ベーコンはマヌケな役、カレン・アレンはアホと付き合っている女学生、ドナルド・サザーランドはチョイ役。乱痴気騒ぎを見せる映画。全てがラストの大混乱につながっていくストーリー展開。ベトナム戦争が背景にある、やや風刺的な印象もある映画ですが、ふざけたような、下品な笑いが嫌いな人には薦められない内容。個人的には女性キャラが登場するシーンがオススメ(いかにもアメリカンなカワイイ女子たち)。ジョン・ベルーシの怪演(学食のシーン、ほか)、でぶっちょのケントがブーイングされるシーン、ケツバットを食らうケヴィン・ベーコン(「オメガ・ハウス」の「入会儀式」のシーン。エリートだけどマヌケな「オメガ」の連中)、ドジ踏んでテストでトチる「デルタ・ハウス」、トーガ・パーティ、黒人の店(ヤバイ雰囲気)、パレードでの大混乱、若い女性たちのステキな姿、など。ベルーシ演じる「学生ブルート」、ラストの大混乱に特に注目の映画です。

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