2022年6月19日日曜日

懐かし映画劇場:ピーター・フォーク&アラン・アーキン『あきれたあきれた大作戦』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」マジメな歯科医がなぜか米ドルの原版をめぐる国際的な陰謀に巻き込まれる珍作コメディ映画。何やっても「コロンボ」に見えるピーター・フォークに注目。

(The In-Laws:1979年)

1.事件

財務省の輸送車が襲われ、米ドルの原版が奪われる。それに関わっているのはヴィンス・リカルド(ピーター・フォーク)という謎の男。

2.歯科医

腕のいい歯科医シェルドン・コーンペット(アラン・アーキン)。娘のバーバラが結婚するということで少しソワソワ。相手の両親がどんな人物なのかが不明なため不安な様子。

3.妙な奴

バーバラの結婚相手トミーの父は(冒頭の)ヴィンス。あいさつにやってきたヴィンスと彼の妻、トミー。初対面で緊張するシェルドンだが、ヴィンスが妙な会話をするため不信感を持つ。

4.頼み事

ヴィンスに良い印象を持てないシェルドン。そんなヴィンスから「あるカバン」を「地球商会」のオフィスから持ち出してほしいと頼まれてしまい・・・。

5.追われる

米ドルの原版を狙う連中に追いかけ回されるハメになったシェルドン。自分は何にも知らないし、関係ないのに。全てヴィンスのせいだ。

6.アクション

ヴィンス&シェルドンが敵に襲撃されたり、カーチェイスをやったり。さらに、中国人のセスナ機で南米に飛んだり、スナイパーに狙われたり。ヴィンスのせいでシェルドンがアタフタするシーンが迫力&コミカル。

7.将軍

米ドルの原版をある南米の国の将軍ガルシア(リチャード・リバティーニ)に売ろうとするヴィンス。このガルシアというのはおかしな奴(国旗をヘンなデザインに変更しようとしたり、ほか)。ヴィンスを裏切ってシェルドンと共に始末しようとする・・・。

(YouTube)

コメント

「コロンボ警部」でおなじみのピーター・フォークがアクションシーンを見せるコメディ映画。謎の男「ヴィンス」。この男が息子の結婚相手の父シェルドンを事件に巻き込んでしまう妙なストーリー。ストーリー展開やキャラにツッコミどころがある映画ですが、良いシーンもありますので気軽に鑑賞するのがオススメ。「ヴィンス」の正体、アクション(カースタント、銃撃戦)、コメディ(人前で秘密作戦についてペラペラ、ヘタクソなスナイパー&ジグザグ走り、逃げようとするシェルドンにタックルを食らわすヴィンス、アホすぎるガルシア将軍、処刑宣告されてピンチのヴィンス&シェルドン、ほか)など見せ場をたくさん盛り込んだ傑作です。

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