「懐かし映画劇場:映画ブログ」捨て子をうっかり拾ってしまった男が子育てに奮闘する。ガラス屋(チャップリン)、キッド、悲しい女。「父子」の交流、人間関係に注目の名作です。
(The Kid:1921年)
慈善病院で子供を産んだ女(エドナ・パーヴィアンス)。男とは別れたらしく、将来を悲観。手紙を添えて、子供をカネ持ちの車に置いて立ち去る。
2.男
散歩する男(チャップリン)。道端に捨てられている子供を発見。
3.5年後
すっかり大きくなったキッド(ジャッキー・クーガン)。「父」とは仲良し。ガラス屋になった男はキッドと組んでインチキな商売。
4.大スター
キッドの産みの母は今ではスター。罪滅ぼしのためか、慈善活動に精を出す。
5.病気
体調を崩すキッド。医者がガラス屋から事情を聞く。
6.逃走
キッドを連れていこうとする孤児院。父子で逃走し、安宿に泊まるが・・・。
(コメント)
古い時代の映画。通りがかった男が子供を拾う。今だったら警察に届け出て終わり、といったところですかね? うっかり子供を拾ったけど、今度は逆に捨てられない。そこでそのまま「父子」として一緒に暮らすことに。悲しい出会いをユーモラスに描いた映画。見所は、男が拾ってしまった子供を捨てようとしてベビーカーの女性や警官とモメるシーン、ガラス屋のあくどい商売、キッドのケンカ(ボクシングの試合っぽいシーン)、安宿での出来事、疲れ果てた男が見た夢(空を飛ぶ)、結末。「父子」の暮らしぶりが楽しい映画。「悲しい女」の生き様にも注目の名作です。
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