2021年10月31日日曜日

懐かし映画劇場:チャップリン『一日の行楽』『サニーサイド』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」『一日の行楽』:行楽に出かける一家。次々にトラブルが発生。『サニーサイド』:ある村のホテル従業員チャーリーがドジを踏んだり、失恋したり。

『一日の行楽』
(A Day's Pleasure:1919年)ある一家が行楽に出かける様子をコミカルに描いた短編映画。一家の主(チャップリン)に次々とトラブルが。黒人の楽団、交通整理のシーンが楽しい映画です。

1.

夫婦(チャップリン&エドナ・パーヴィアンス)と子供二人の一家。車に乗って外出しようとする。エンジンをかけるが、エンストしてなかなか出発できない(というギャグ)。車がやたら揺れるシーンにも注目。

チャップリン『一日の行楽』『サニーサイド』「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

2.遊覧船

一家で遊覧船に。座席を横取りする男、黒人の楽団が登場。船がやたら揺れて酔ったり、鼻を楽器でこすられたり、折り畳みイスにおちょくられたり、ケンカしたり。

チャップリン『一日の行楽』『サニーサイド』「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

3.十字路

混雑した道路にハマった一家。なかなか車を発進できない。交通整理する警官とモメるシーンが笑い。

チャップリン『一日の行楽』『サニーサイド』「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

(コメント)

短いけど面白い映画。一家が行く先々でハプニングに見舞われる内容。エンストするポンコツ車。チャップリンがエンジンをチェックするシーンが楽しい。遊覧船では黒人がインパクト。みんな船酔いして、チャップリンの鼻に楽器が当たるシーンがシュールな感じ。十字路では邪魔な男やコールタールのせいで車を発進できなくなるシーンが笑い。なにかとトラブル一家の主。オーバーに演じているだけなのか、実際に昔はこんなことがよくあったのか。チャップリンの個人芸、美女エドナ・パーヴィアンス、黒人に注目の名作です。 

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『サニーサイド』

 (Sunnyside:1919年)ある村のホテル従業員チャーリー(チャップリン)がドジを踏んだり、失恋したり。やたら蹴られるチャーリー、エドナ・パーヴィアンスの美女っぷりに注目の映画です。

1.

「サニーサイド」という村。小さいホテルの従業員チャーリー(チャップリン)。人使いが荒いオーナーに蹴られながら仕事開始。店の中で芝刈り。コーヒーには砂糖をいっぱい詰め込む。

チャップリン『一日の行楽』『サニーサイド』「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」
雑草が生えるホテル

2.ドジ

牛飼いをするチャーリー。読書に夢中で牛を見失う。牛を捕まえようとして牛から落下。ヘンな夢を見る。

チャップリン『一日の行楽』『サニーサイド』「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」
牛を見失う

3.彼女

ドジ男チャーリーにもいっちょまえに彼女(エドナ・パーヴィアンス)が。邪魔な彼女の弟を追い払って、ピアノで楽しむ。

チャップリン『一日の行楽』『サニーサイド』「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」
恋の邪魔

4.事故

車の事故でホテルにかつぎこまれた紳士。ホテルに買い物に来た彼女と意気投合。彼女を奪われたチャーリー。紳士のマネをして彼女を取り戻そうとするが・・・。

チャップリン『一日の行楽』『サニーサイド』「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」
女はカネ持ちがお好き?

(コメント)

チャップリンがヘンな奴を演じるコメディ。ドジって失神したり、寝ぼけて夢を見たり。ツッコミどころが多い映画。そのため、チャーリーがケ○を蹴られるシーンがやたら多い。チャーリーがコーヒーに砂糖をいっぱい詰め込むシーン。あんなにいっぱい入れて飲めるのか? 性格も嗜好も妙な「チャーリー」というキャラ。エドナの演技にも注目の短編です。

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