「懐かし映画劇場:映画ブログ」脱獄囚(チャップリン)が牧師に変装したが、ある町で熱烈に歓迎されて・・・。ぎこちない「お説教」、悪者を追っかけるシーンで有名な映画です。
(The Pilgrim:1923年)
脱獄囚(チャップリン)。千ドルの賞金首。牧師に化けて逃走。駆け落ちカップルに結婚を頼まれて焦ったり、ビビって逃げたり。
2.ある町
新任の牧師の到着を待ちわびる、ある町の人々。偶然降りた駅で新任牧師と誤解される脱獄囚。太ったオッチャンから酒ビンをチョロまかしたり、バナナの皮でスベったり。
3.ミサ
賛美歌を歌ったり、「お説教」をしたりの脱獄囚。ぎこちない空気が漂う。
4.悪党
悪党「ニトロ・ニック」。脱獄囚と同房だった男。牧師に変装した脱獄囚を見て、つきまとう。
5.ある家
ある夫人と娘の家に泊まることになった脱獄囚。娘の美しさに見とれたり、ナマイキなガキにウンザリさせられたり、帽子をケーキと間違えたり。
6.追跡
図々しくも夫人の家にやってきた「ニトロ・ニック」。太ったオッチャンから財布を盗もうとしたりして、ついに夫人から大金を盗む。ニックを追う脱獄囚。保安官は脱獄囚がニセモノの牧師であることを夫人と娘に伝える・・・。
(コメント)
逃亡犯が焦ったり、ビビったりするシーンがコミカルな映画。「チャップリン映画」と言えば「追ったり、追われたり」。この作品は彼の得意パターンと言ってもいいと思います。「都会にはうんざり」みたいなテーマ曲でスタート。娘役はおなじみエドナ・パーヴィアンス。妙に目立っていたのが「イタズラなガキんちょ」。チャップリンをバチバチにビンタする。何やねんコイツ、って感じの子供(チャップリンはその子にケリを食らわしてましたが、アナタだったらどうしますか?)。最後は脱獄囚が大金を盗んだ男を追う。取り戻すことができるかどうか。ラストのオチがステキな(ような気がする)名作です。
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