「懐かし映画劇場:映画ブログ」アメリカ兵(チャップリン)が戦場で意外な活躍をする。どんくさい新兵、危険な任務、美女との出会い。木に化けるシーンで有名な映画です。
(Shoulder Arms:1918年)
ドイツと戦争中の連合軍。アメリカが新兵たちを訓練。その中に一人だけ「どんくさい奴」が(チャップリン)。
2.塹壕
前線に出る新兵。敵の攻撃があったり、酒や家族を恋しがったり、塹壕が水浸しになったり・・・。
3.活躍
新兵が敵を包囲して捕らえる手柄(敵側のちっこい上官にも注目。エラそうな嫌われキャラ)。その後も得意の狙撃で敵を仕留めるなどの活躍ぶり。
4.任務
「生きては帰れない」任務に就く新兵。木に変装して、敵陣に潜入する。
5.美女
仲間を助けて敵に負われる新兵。美女(エドナ・パーヴィアンス)に介抱される。
6.チャンス
「敵を支援した罪」で捕まる美女。そこへ前線に視察にやってきたドイツ皇帝。新兵が美女を救い、皇帝を捕らえようとする・・・。
(コメント)
戦争嫌いのチャップリンの戦争映画。どんくさい新人アメリカ兵の役。いちいちトチる新兵。ガニ股で、誰にでもできることが一人だけできない。そんな男が敵を捕らえて自信をつけ、さらに活躍する、という内容。笑いのシーンとしては、新兵のドジっぷり、くせぇチーズ、水没した塹壕の中で寝ようとするシーン(寝られる?)、木に変装する有名なシーン(オノを振るう男にも注目)、敵のマシンガンを奪うシーン、ほか。「悲惨な戦争」を「笑い」に変えた名作。チャップリンが「争うこと」を批判したかったのか、戦争ネタでギャグをやりたかっただけ、なのかはわかりませんが、おもしろシーンがいっぱいの映画です。
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