「懐かし映画劇場：映画ブログ」放浪者（チャップリン）が野良犬と出会ったことで起こる笑いとロマンスを描いた名作。犬、ドツかれて二人羽織になってしまう男、美人歌手に注目です。
（A Dog's Life：1918年）
野外で寝る放浪者（チャールズ・チャップリン）。ちょっとした隙間風が気になる。ホットドッグ売りからソーセージを失敬しようとして警官に追われる。
２．職
ビール工場の求人に申し込もうとする放浪者。他人に邪魔されまくって無職のまま。
３．犬
「スクラップス」と呼ばれる雑種犬。他の犬の集団に襲われる。自分を助けた放浪者になつく。
４．屋台
屋台のパンを盗み食いする放浪者。店主との駆け引きが妙に笑えるシーン。
５．酒場
「犬はお断り」の酒場に入りたい放浪者。スクラップスをズボンの中に隠して入店。
６．新人歌手
美しい女性歌手の歌に感動する放浪者。歌手とダンスを楽しむが、カネが無いため店から放り出される。
７．強盗
二人組の強盗。奪ったカネを埋める。それを見つけたスクラップス。放浪者はあの歌手に会いに、再び酒場へ。
８．対決
二人組の強盗にカネを奪われる放浪者。「二人羽織作戦」でカネを取り戻そうとする・・・。
（コメント）
犬がかわいらしい映画。ビーグルっぽい耳をした犬。助けられ、放浪者に甘える。「犬の恩返し」といった内容。笑いのシーンとしては、警官に追われるシーン（「チャップリン映画」の定番）、職探しに失敗するシーン（「悲しいシーン」でもある）、屋台のパンを盗み食い（ちょっとナンセンスな笑い）、ズボンに犬、放浪者＆犬が酒場から放り出されるシーン（痛そう）、放浪者に後ろからドツかれる強盗（強盗の「失神した表情」に注目）、ほか。笑い、当時の社会情勢（失業、野宿、町の雰囲気、など）、キュートな表情を見せる犬、ヒロインに注目の名作です。
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