2021年8月12日木曜日

懐かし映画劇場:マイケル・キートン『バットマン リターンズ』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」「バットマン」が「ペンギン」と呼ばれる男と対決。疾走する「バットモービル」、ミシェル・ファイファー演じる「キャットウーマン」にも注目です。

(BATMAN RETURNS:1992年)

1.ゴッサムシティ

「ペンギン怪人、現る」のニュース。

2.悪党

町の有力者マックス・シュレック(クリストファー・ウォーケン)。その秘書セリーナ(ミシェル・ファイファー)。町の電力は供給過剰なぐらいなのに新規の原発建設を市に訴えるシュレック。その狙いは?

3.混乱

クリスマスに騒動を起こす「ペンギン」(ダニー・デヴィート)。シュレックをさらう。町の有力者と組んで「陽の当たるところ」に出たい、というのが「ペンギン」の狙い。

4.変身

シュレックの悪事に気付いたセリーナがビルから突き落とされる。そして「キャットウーマン」に変身。シュレックに復讐を誓う。

5.対立

シュレックの行動を怪しむブルース・ウェイン(マイケル・キートン)。

6.陰謀

「ペンギン」を市長にしようとするシュレック。現市長と親しいバットマンを悪者に仕立てあげようとする。

7.男女

互いに共通点を感じるウェインとセリーナ。しかし夜になるとセリーナは豹変。「キャットウーマン」として「バットマン」に変身したウェインと対決。

8.対決

ペンギンの大群を使って町を破壊しようとする「ペンギン」。バットマンが阻止しようとする・・・。

Trailer (YouTube) 

(コメント)

ちょいと複雑なストーリー。悪役が三名。「シュレック」「ペンギン」「キャットウーマン」。シュレックはペンギンに弱みを握られて組むハメに。キャットウーマンは突き落とされた恨みでシュレックを敵視。ペンギンとキャットウーマンはバットマンを倒すために共闘。そして「バットマン」。この四人の複雑な心理や思惑を描いた映画。もう少し話がシンプルだったら良かったかも。しかも「ペンギン」がグロテスクすぎる。ペンギンのような体を持った奇形の人。「人間と鳥のハーフ」というキャラ(どうやったらそんなのが産まれるというのか?)。セリーナは墜落死したが「ネコのパワー」で復活し、「キャットウーマン」に(カラスのパワーで甦る『クロウ』みたい)。町で暴れるキャットウーマン。バットマンに阻止されて逆ギレ。キャラの魅力では前作の「ジョーカー」(ジャック・ニコルソン)の方が良かったような気もする作品。見所は、バットマンの戦いぶり(「バットモービル」などの乗り物、小道具にも注目)、クリストファー・ウォーケンの表情(独特。シュレックの最期にも注目)、キャットウーマンが町のチンピラを脅すシーン、「ペンギン」をおちょくった男が鼻を噛まれるシーン(ザマー)、「バットマン vs. キャットウーマン」、「バットモービル」を悪党に細工されてバットマンがピンチになるカーアクション、「バットマン vs. ペンギン」、ほか。前作に続いて「ゴードン警視総監」役でパット・ヒングル、ウェインの執事「アルフレッド」役でマイケル・ガフが登場。戦い、キャラ、セレブのパーティ、などが見せ場の大作。面白いシーン、カッコいいシーンを自由に楽しむ映画です。

ミシェル・ファイファー:美女役でおなじみ。『スカーフェイス』『テキーラ・サンライズ』ほか。

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