2021年7月16日金曜日

懐かし映画劇場:クリストファー・リーヴ『スーパーマンIV/最強の敵』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」クリプトン星出身の「スーパーマン」が「クローン人間&悪の天才」と対決する。「ニュークリアマン」のパワーが見せ場。

(Superman IV: The Quest for Peace:1987年)

1.スーパーマン

相変わらずの活躍ぶりを見せるスーパーマン(及びクラーク・ケント:クリストファー・リーヴ)。宇宙での事故を処理。そして故郷の農場で過去に思いをはせる。

2.悪の天才

刑務作業をするレックス・ルーサー(ジーン・ハックマン)。甥レニー(ジョン・クライヤー)の手引きで脱走。

3.新オーナー

不振の「デイリープラネット新聞社」。新しいオーナー、ワーフィールド(サム・ワナメイカー)、娘のレイシー(マリエル・ヘミングウェイ)が経営を引き継ぐ。かなり強引な親子で、扇動的な記事で新聞を売ろうとする。

4.

記念館に展示されているスーパーマンの髪の毛を盗もうとするルーサー&レニー。髪からDNA情報を得て、「スーパーマンのクローン」を造るつもりだ。

5.核競争

子供からの手紙がキッカケで「世界の核競争」について考えるスーパーマン。世界中の核兵器を廃棄することを決意。

6.誕生

打ち上げられた核ミサイルを奪取して太陽熱で始末するスーパーマン。ルーサーの仕掛けにより、スーパーマンのクローンである「ニュークリアマン」が誕生。狙いはスーパーマンの命。

7.対決

自信タップリのルーサー。スーパーマンを挑発して呼び出す。そしてニュークリアマンがスーパーマンを襲う。

8.苦戦

パワフルなニュークリアマンに苦しむスーパーマン。負傷。最後に残された「クリプトンのエネルギー」を使って復活を試みる・・・。

Trailer (YouTube) 

(コメント)

クリストファー・リーヴ版『スーパーマン』の四作目でラスト。最強の敵「ニュークリアマン」との対決がメイン。ラスト作ということで懐かしの「スーパーマンとロイスの空のデート」も復活。ジーン・ハックマンの悪役ぶりは鉄板。スーパーマンとクラークが何度も入れ替わるシーンはちょっと微妙(一人で何やってんだ、という感じの演出)。とっても強いニュークリアマンですが、わかりやす過ぎる弱点も。ツッコミどころがあるのもこのシリーズのいいところ。見所は、産みの親と育ての親を亡くして寂しいスーパーマン、ルーサーが脱走するシーン(コミカル)、スーパーマンの髪を盗むシーン、スーパーマンが大量の核ミサイルを太陽で処理するシーン、ニュークリアマンの暴れっぷり(万里の長城、火山、自由の女神、町での破壊行為のシーン)、「スーパーマン vs. ニュークリアマン」、ほか。90分ほどで、過去作と比べると短い作品ですが、DVDには未公開シーンが30分ほど収録されています(初代「ニュークリアマン」。スーパーマンとの対決シーン、など)。「クラーク・ケントのドジっぷり」が最後までわざとらしかったような気がする、このシリーズ。迫力、コミカルな演出、ツッコミどころ、キャラ(特に悪役)が充実した内容。四作セットで鑑賞することをオススメします。

マリエル・ヘミングウェイ:小説家アーネスト・ヘミングウェイの孫。『ジョン・キャンディの夢におまかせ』ではちょっとドジな新人女優をコミカルに演じた。

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