「懐かし映画劇場:映画ブログ」クリプトン星出身の「スーパーマン」がコンピューターで世界を混乱させるグループと対決する映画。ロバート・ヴォーンのお茶目な悪役ぶりが楽しい。
(Superman III:1983年)
失業中の黒人、ガス・ゴーマン(リチャード・プライアー)。失業手当を打ち切られてピンチ。
2.町
町ではささいなことから混乱が。でも大丈夫。クラーク・ケント(クリストファー・リーヴ)がスーパーマンに変身して、平和をもたらす。
3.コンピューター
努力するガス。コンピューターを学んで就職。しかしダメな人。システムの隙を突いて会社のカネをちょろまかす。
4.同窓会
故郷の同窓会に出席するクラーク。懐かしのアイドル、ラナ(アネット・オトゥール)と再会。シングルマザーのラナを助けたいクラークは相談に乗ったりする。
5.社長
ガスが勤めるコンピューター会社社長のロス・ウェブスター(ロバート・ヴォーン)。ガスの不正に気付くが、ガスの才能を悪事に利用することを企む。
6.陰謀
ガスと組んで世界を混乱させるウェブスター。邪魔なのは「正義の味方」スーパーマン。スーパーマンを始末することをガスに命じる。
7.豹変
クリプトン星について調べるガス。「クリプトナイト」なる合成物を作ってスーパーマンにプレゼント。性格が変わって、世界を混乱させるスーパーマン。
8.「電子の要塞」
新しいアジトに逃亡するウェブスター一味。ガスが設計した最新コンピューターで作られた「電子の要塞」に立て籠もる。ミサイル、風船、レーザーで攻撃されるスーパーマン。どんな結末になるのか?
Trailer (YouTube)
(コメント)
シリーズおなじみの悪役レックス・ルーサーの出番は無し(「ロイス・レーン(マーゴット・キダー)」もチョイ役)。その代わり、大物ロバート・ヴォーンが登場。「欲張り者は嫌いだ」と言いながら自分が一番の欲張り者な「ウェブスター」を演じる。スーパーマンをミサイルで攻撃するときの楽しそうなヴォーンの顔に注目。他の悪役はウェブスターの妹ベラ(「老け顔」をいじられる役どころ:アニー・ロス)、美女ローレライ(パメラ・スティーヴンソン)。ウェブスター、ベラ、ローレライ、ガスがチームを組んでスーパーマンと対決。迫力とコミカルな演出が楽しい第三弾。見所は、「ガス」というキャラ(表情&トークが面白い)、オープニングでの町の混乱、化学工場事故現場でのスーパーマンの活躍ぶり、気象衛星をコンピューターで操作するガス(混乱が発生)、スーパーマンの性格が変わってしまうシーン(ピサの斜塔、オリンピックの聖火、石油タンカーに影響)、「スーパーマン vs. クラーク」、「電子の要塞 vs. スーパーマン」、ほか。アメコミらしいコミカルなシーンで楽しませる傑作。見せ場がいっぱいです。
ロバート・ヴォーン:『荒野の七人』『ブリット』『0011ナポレオン・ソロ』『デルタ・フォース』ほか。
リチャード・プライヤー:ちょっと下品な笑いが得意なコメディアン。『スター・クレイジー』『マイナー・ブラザース 史上最大の賭け』『ハーレム・ナイト』ほか。
アネット・オトゥール:『48時間』ではニック・ノルティの恋人役を演じた。
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