2021年7月17日土曜日

懐かし映画劇場:ヘレン・スレイター『スーパーガール』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」「アルゴ・シティ」出身の「スーパーガール」が地球の魔術女と対決する。強くて美しいスーパーガールの活躍ぶりが見せ場の作品です。

(Supergirl:1984年)

1.アルゴ・シティ

ある星に作られた「アルゴ・シティ」という町に住むカーラ(ヘレン・スレイター)。その町のエネルギー源「オメガヘドロン」を紛失。オメガヘドロンを追って、いとこのクラーク・ケントが住む地球へ向かう。

2.魔女

落ちぶれた占い師セレナ(フェイ・ダナウェイ)。偶然、オメガヘドロンを入手。相棒のビアンカ(ブレンダ・ヴァッカロ)と組んで世界を支配しようと企む。

3.スーパーガール

地球に到着したカーラ。クラーク・ケント同様、太陽エネルギーによってカーラは「スーパーガール」に変身。高校に入学し、オメガヘドロンを探す。

4.

庭師の若い男イーサン(ハート・ボックナー)をモノにしたいセレナ。そのために町を混乱させ、カーラと対立することに。

5.対峙

能力合戦するカーラとセレナ。

6.ワナ

イーサンを使ってカーラを誘うセレナ。「ファントム・ゾーン」によりカーラは「無の世界」に追放されてしまう。

7.決着戦

再び対決するカーラとセレナ。「影の力」を使ってセレナがカーラを襲う・・・。

Trailer (YouTube) 

(コメント)

いわゆる「スピンオフ作品」。あの「スーパーマン」にいとこがいた、という設定。『スーパーマン』で爆発したクリプトン星。クラーク・ケント以外のクリプトン星人は絶滅したのかと思ったら、別の星で生き延びていた。オメガヘドロンを無くしてしまったカーラが地球に。オメガヘドロンを悪用するオバサン二人組&高校の数学教師からそれを奪回しようとする、という内容。ハッキリ言って「ぬるいシーン」「ツッコミどころ」が多い作品。しかしながら「スーパーガール」演じるヘレン・スレイターはかなりの美人さん(TV放送では石川秀美が吹き替えた。顔立ちも似ている)。彼女みたいな美女が好きな方には楽しめる作品。そうでない方には「珍作」と思えることでしょう。スピンオフ作品らしく、オリジナルの『スーパーマン』との関わりも楽しめる作品。見所は、ヘレン・スレイター(典型的な「アメリカ美人」)、いちいちオーバーアクションなフェイ・ダナウェイ(ちょっと恥ずかしい)、カーラが二人のトラック運転手とモメるシーン、ロイス・レーンの妹ルーシー、「デイリープラネット新聞社」カメラマンのジミー(マーク・マクルーア。オリジナルと同じ人)、カーラの学園生活(コミカル)、トラクターが町を破壊、透明な化け物とカーラの戦い、カーラがワナに落ちるシーン、ラストの決着戦、ほか。カーラの母「アルラ」役でミア・ファロー、「アルゴ・シティ」を造った男「ザルター」役でピーター・オトゥール。「ヘレン・スレイターのような美人がお好きな方」にオススメの作品です。

ヘレン・スレイター:『摩天楼はバラ色に』ではちょっとエラそうな女重役を演じた。『シティ・スリッカーズ』ほか。

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