「懐かし映画劇場:映画ブログ」クリプトン星出身の「スーパーマン」がイカレた犯罪者の邪悪な計画を阻止しようとするアクション映画。ジーン・ハックマンの悪役ぶりにも注目です。
(Superman:1978年)
クリプトンの科学者ジョー=エル(マーロン・ブランド)。まずは反逆者三人を「ファントムゾーン」で宇宙に追放。そしてクリプトン星の爆発の危機を周囲に伝えるが、相手にされない。
2.地球
息子カル=エルをクリプトンから脱出させるジョー=エル。アメリカで農場を営む夫婦がカル=エルを引き取る。
3.青年
あっという間に成長するクラーク・ケント(「カル=エル」改め)。力を持て余す、つまらない学園生活。そして悲しい別れ。
4.12年後
新聞社「デイリープラネット」の社員となったクラーク(クリストファー・リーブ)。同僚のロイス・レーン(マーゴット・キダー)に憧れる。
5.犯罪者
自分を「天才、それ以上」と思い込んでいる犯罪者レックス・ルーサー(ジーン・ハックマン)。ニューヨークの地下60メートルのところにあるアジトで仲間のオーティス(ネッド・ビーティ)、イヴ・テッシュマッカー(ヴァレリー・ペリン)と何やら悪巧み。
6.活躍
普段は目立たない地味な格好をしているクラーク。誰かが危機の時は変身して人助け。ヘリコプター事故、ビル荒し、強盗事件、ネコ救出、大統領機事故で活躍。
7.取材
変身してロイスの取材を受けるクラーク。ロイスと「空のデート」。ロイスは変身したクラークを「スーパーマン」と命名。しかし、ロイスは「スーパーマン」が同僚のクラークであることに気付かない。
8.計画
スーパーマンを始末したいルーサー。スーパーマンの弱点を分析。
9.ミサイル
米軍の核実験を利用しようとするルーサー。カリフォルニアを壊滅させる計画。その手段と目的は?
10.対決
スーパーマンをおびき寄せて攻撃するルーサー。フラフラになるスーパーマン。核ミサイルがカリフォルニアに迫る・・・。
Trailer (YouTube)
(コメント)
アメコミのスーパースター「スーパーマン」を描いた第一弾。スーパーパワーと高度な文明を受け継ぐカル=エル(クラーク・ケント)の地球での活躍ぶりが見せ場の名作。悪役はジーン・ハックマン演じる「ルーサー」。ルーサーの手下は超ドジな「オーティス」。ルーサーとオーティスのコントみたいなやりとりも楽しい。「名作」ですが、ツッコミどころも。高度な文明を持つクリプトン星。それなのに「クリプトン星の爆発の危機」をジョー=エルが訴えても誰も信じない(意外と理性的ではないクリプトン星人)。地球到着後、あっという間に青年になるカル=エル(「カル=エルの少年時代」を映画化したら面白そう)。オーティスがドジ過ぎる(なぜこんな奴を手下に?)。隕石を見てフラフラになるスーパーマン(なぜ?)。地球を逆回転させると時が戻る、という設定(理屈がよくわかりませんが)。細かいところは無視して楽しいシーンを楽しむ映画。見所は、「ファントムゾーン」という鏡みたいな刑務所、クリプトン星の崩壊、カル=エルの怪力(あぜんとする夫婦)、少女時代のロイス(列車のシーン)、ジョー=エルからのアドバイス(「人類に尽くせ」など)、ドジなキャラを演じるクラーク、クラークが犯罪・事故と戦うシーン、回転ドアで「スーパーマン」に変身(胸の「Sマーク」にも注目)、ルーサーとオーティスのやりとり、隕石でピンチ、大地震&ロイスの危機、ほか。スーパーマンのカッコいい活躍、悪役のコミカルさ、で楽しませる内容。感動的・感傷的なシーンもあるオススメ作です。
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