2021年6月7日月曜日

懐かし映画劇場:ビル・プルマン&クリスティーナ・リッチ『キャスパー』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」ゴーストと人間の交流を描いたファンタジー&コメディ映画。友達が欲しい「キャスパー」が少女に恋をする。ドジな悪役にも注目です。

(Casper:1995年)

1.相続

富豪の娘キャリガン(キャシー・モリアーティ)。父が亡くなったが、相続できるのは古い屋敷のみ。怒りで弁護士ディッブス(エリック・アイドル)にヤツ当たり。

2.屋敷

その古い屋敷にはゴーストが。友達が欲しいゴーストの「キャスパー」。みんなが自分を怖がるので寂しい思いをしている。

3.博士

屋敷からゴーストを追い払いたいキャリガン。エクソシスト、ゴーストバスターズ、解体業者に依頼して失敗。ゴースト専門の精神分析医ジェームズ・ハーヴェイ博士(ビル・プルマン)にゴースト退治を依頼。

4.

ジェームズの娘キャット(クリスティーナ・リッチ)。キャスパーを見て失神。

5.三人のゴースト

屋敷にはキャスパーだけではなく三人のゴーストも。三人はキャスパーを雑用係としてコキ使い、ジェームズにもイタズラ。

6.交流

キャットが気に入ったキャスパーは好かれようと努力する。キャットもキャスパーのことを理解するようになっていく。

7.地下

屋敷の地下には「蘇生機」が。キャスパーの父が開発した「生き返りマシン」。その機械を使って生き返ろうとするキャスパー。よこしまなキャリガン&ディッブスもそのマシンを悪用して「お宝」を手に入れようとする。

8.奇跡

屋敷では子供たちのハロウィンパーティが。一人で寂しいキャスパー。そして「奇跡」が起こる・・・。

(予告編:YouTube)

(コメント)

「コミカルな演出」と「愛」を描いた素敵なファンタジー映画。この世に未練を残してゴーストになった者、愛する人を亡くして寂しい思いをしている者、とにかくズルくて欲が深い者。そういった人たちが「思い」をぶつけ合う内容。彼らはどのような手段で「満たされない思い」を解消しようとするのか? 見所は、キャラクター(キャスパー、キャット、キャリガンほか)、特別出演の人たち(エクソシスト役のドン・ノヴェロ、ゴーストバスターズ役のダン・エイクロイド、顔だけ登場のクリント・イーストウッド、メル・ギブソン)、キャスパーが料理するシーン、キャットが学校でからかわれるシーン、キャスパーが過去を語るシーン、地下の「ジェットコースター」「蘇生機」、キャリガン&ディッブスのドジっぷり、「奇跡」、ほか。「愛」がテーマの素晴らしい作品。多くの人に観てもらいたい名作です。

ビル・プルマン:『ゾンビ伝説』『めぐり逢えたら』『キャスパー』『インデペンデンス・デイ』ほか。

エイミー・ブレネマン:『キャスパー』『ヒート』『デイライト』ほか。

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