2021年6月23日水曜日

懐かし映画劇場:リチャード・ラウンドトゥリー『黒いジャガー/シャフト旋風』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」ニューヨーク黒人街の有力者が死亡し、黒人私立探偵がそれにつけこもうとするイタリアギャングと対決。ヘリや車を使ったアクションが見せ場。

(Shaft's Big Score:1972年)

1.ハーレム

ニューヨークの黒人私立探偵シャフト(リチャード・ラウンドトゥリー)。知人アスビーから「会いたい」という電話が。

2.爆発

仕事場を爆破されて死亡するアスビー。後にはアスビーの妹アーナ、アスビーが経営していた事業が残された。

3.パートナー

アスビーのパートナー、ケリー。ギャングのマスコラに25万ドルの借りがあるケリーはアスビーが残したカネを探す。

4.警察

「アスビー事件」を調べる警察。シャフトを取り調べるボリン警部。

5.陰謀

シャフトに疑われるケリー。マスコラにシャフト暗殺を依頼。ハーレムでの儲けをケリーから取り上げたいマスコラはこれを受け入れる。

6.反撃

高層ビルの窓からマスコラの部屋に侵入するシャフト。襲われた仕返し。

7.墓地

アスビーが隠したカネを探すケリー。そこへマスコラ、シャフトが現れ、銃撃戦。

8.対決

人質としてマスコラを捕らえて逃走するシャフト。マスコラの部下がヘリと車で追跡。廃工場に追い込まれ、ピンチになるシャフト・・・。

(予告編:YouTube)

(コメント)

今回もイタリア系ギャングが敵。黒人が仕切るバクチをギャングが横取りして儲けようとするが、シャフトがその(セコい)横取りを阻止しようと戦う。おなじみ「シャフト」を演じるのは前作と同じリチャード・ラウンドトゥリー。警官に脅されてもひるまず、複数のギャングに囲まれても抵抗し、女にもモテるシャフト。タフでクールなキャラ。自分に自信が持てない男は「シャフト」の男っぷりを見習うのが良い(かもしれない)。前作に続いてハーレムの大物「バンピー」役でモーゼス・ガンが出演(ちょっと「いかりや長介」っぽい人)。見所は、爆発シーン、シャフトとボリン警部のやりとり、悪党どもの女(美しい姿を披露)、二人のヒットマンとシャフトが戦うシーン、窓拭き&襲撃、墓地での戦闘、カーチェイス、ボートアクション、ヘリからシャフトが銃撃されるシーン、ほか。シャフトの活躍、怪しげな人たち、女たち、が見せ場のハードボイルドな映画です。

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