2021年6月19日土曜日

懐かし映画劇場:ジェームズ・コバーン『電撃フリント・アタック作戦』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」アメリカの凄腕スパイが核兵器で世界を支配しようとするグループを追うアクション映画。コバーンがスパイを演じる続編。美女と美しい海にも注目です。

(In Like Flint:1967年)

1.宇宙

有人宇宙プラットフォーム打ち上げの成功に沸くアメリカ。

2.陰謀

四人の女による「替え玉作戦」。

3.大統領

ゴルフを楽しむアメリカ大統領。警護する情報機関長官クラムデン(リー・J・コッブ)。「空白の三分間」に大統領がさらわれ、ニセ大統領にスリ替えられてしまう。

4.スパイ

「空白の三分間」に何があったか悩むクラムデン。その謎をフリント(ジェームズ・コバーン)に相談。

5.ワナ

レストランでワナを仕掛けられてしまうクラムデン。停職処分を食らっている間に、ニセ大統領はカーター大佐と何やらコソコソ。

6.本部

情報機関の本部に潜入するフリント。カーターは焼却炉でフリントを始末しようとする。

7.モスクワ

情報収集するフリントが敵に襲われる。屋上での戦いが迫力のシーン。

8.ヴァージン諸島

敵の隠れ家に潜入するフリント。美しい島で何かを企む四人の女たち。そこへカーターが。フリントとカーターの対決の行方は?

(予告編:YouTube)

(コメント)

『電撃フリントGO!GO作戦』の続編。前作は「美女」と「フリントの優秀さ」を見せる内容でしたが、今作は「陰謀モノ」。セレブな女たちが核兵器を所有して世界を支配しようとする、というもの。正直なところ微妙な作品。面白くない、とまでは言いませんが、「何してんの?」と思うようなシーンが展開される珍作(コバーンがバレエをやるシーン、オッチャンが女装するシーン、勘違いしたオバサンたちが野望を自慢げに語るシーン、など)。ツッコミどころを楽しめばいいのかな、という気がする作品。見所は、ゴルフ場での「空白の三分間」、ワナに落ちるクラムデン(焦りっぷりがちょっと笑える)、本部での格闘(コバーンの微妙なカラテアクション)、モスクワでのバレエ(ちょっぴり恥ずかしいシーン)&屋上での死闘(迫力)、キューバ人に変装したフリント、クラムデンの女装、マヌケすぎるニセ大統領、冷凍室とフリント&美女たち、「お色気作戦」(いやらしいシーンではなく、「ぬるい」シーンです)、宇宙での対決、ほか。どことなくぬるいため、微妙な仕上がりになった(ような気がする)作品。コバーンのファンの方、美女がお好きな方、美しい海が好きな方にオススメの映画です。

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