「懐かし映画劇場:映画ブログ」「それを作れば彼はやってくる」という声に動かされて農場主が畑に野球場を作るドラマ映画。農場主一家、謎の声の主、人間不信の作家の関係に注目です。
(Field of Dreams:1989年)
アイオワ州でコーン畑を経営するレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)。妻アニー(エイミー・マディガン)、娘カリンとの暮らし。
2.声
畑での作業中、「それを作れば彼はやってくる」という謎の声を聞くレイ。寝室にいるときにも声が聞こえ、野球場の幻覚を見る。
3.野球場
とうもろこしを刈り取り、野球場を作るレイ。近所の住民はあきれ顔。
4.選手
レイの野球場に一人の選手が。シューレス・ジョー・ジャクソン(レイ・リオッタ)。かつて不正に関与し、野球界を追放された男だが・・・。
5.心配
アニーの兄マーク(ティモシー・バスフィールド)が妹一家を心配。ローンに追われるレイには遊んでいる余裕は無いはず、と主張。
6.会合
勝ち気なアニー。PTAの会合で作家テレンス・マンの本について他の出席者とやり合う。
7.さらなる声
「彼の苦痛を癒せ」という声を聞くレイ。「彼」とは?
8.作家
テレンス・マン(ジェームズ・アール・ジョーンズ)を訪ねるレイ。「彼」とはテレンスのことだと思っている。
9.青年
テレンスを連れて家に帰ることにしたレイ。途中、「アーチー・グラハム」というヒッチハイクの青年を乗せる。
10.抵当権
レイの畑が差し押さえられることに。そして「奇跡」が起こる・・・。
(予告編:YouTube)
(コメント)
アメリカ映画にしてはとても不思議な映画。悔いを残して亡くなった人たち。過去を悔いる農場主。彼らの「夢」がアイオワ州のコーン畑で実現する。キャラクターが素晴らしい。ワケもわからず努力するレイ。そんなレイを見守るアニーとカリン。妹一家を心から心配するマーク。すっかり人間不信になってレイを門前払いしようとするテレンス。意外な活躍を見せるグラハム。そして野球選手たち。見所は、「謎の声」が聞こえるシーン、PTA会合でのアニー、レイとテレンスが初めて会うシーン、グラハムの夢、野球選手たちの姿が見えないマーク、試合、キャッチボール、ほか。「悔いのない人生を送ること」を勧める内容の映画。多くの人に観てもらいたい名作です。
ケビン・コスナーの野球映画:『さよならゲーム』『フィールド・オブ・ドリームス』『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』。
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