「懐かし映画劇場:映画ブログ」賞金稼ぎがギャングのカネを横領した男を護送するアクション・コメディ映画。二人組、ギャングのボス、同業者のライバル、FBI捜査官らの攻防。
(Midnight Run:1988年)
賞金稼ぎのウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)。賞金首を追う命懸けの仕事。同業者のライバル、マービン(ジョン・アシュトン)は先回りしてウォルシュのターゲットを横取りしようとするズルい奴。
2.会計士
「デューク」という男(チャールズ・グローディン)をロスまで護送する仕事を引き受けるウォルシュ。ギャングのセラノ(デニス・ファリーナ)のカネを横領したデュークはセラノとFBIに追われている。
3.ハプニング
簡単にデュークを発見して捕らえるウォルシュ。飛行機のファーストクラスに乗って仕事完了、と思ったら・・・。
4.追跡
デュークを追うセラノの(ドジな)手下とFBIのモーズリー(ヤフェット・コットー)。ウォルシュ&デューク、ギャング、FBIが鉢合わせして銃撃戦が発生。
5.金穴
クレジットカードが使えなくなったウォルシュ。別れた妻子を訪ねてカネを借りようとしたり、食堂から20ドル札を巻き上げたり。
6.アクション
ギャングによるヘリからの攻撃、カーチェイス。ただでさえ危険なのにマービンの妨害で苦労するウォルシュ。
7.空港
デュークをセラノに奪われてしまったウォルシュ。FBIと連携してセラノを捕らえようとする。
ストーリーはシリアスですがキャラがコミカルなため楽しい雰囲気になっている映画。ウォルシュは「過去」がある元警官。セラノとは昔から深い因縁が。ウォルシュの邪魔をするマービンとかいう奴。ウォルシュのパンチを食らったり、ギャング相手に欲かいてドジったり(面白キャラ)。セラノの手下二人組もドジ。やらかしてセラノに怒られるシーンに注目。FBIのモーズリーはウォルシュに出し抜かれる役。身分証を勝手にウォルシュに使われてイライラ。デュークは知能犯。ウソついたり、ペラペラしゃべったり、逃げようとしたり。アクションシーンでは、冒頭のウォルシュが賞金首を追うシーン、銃撃戦、ヘリからの攻撃、カーチェイスが迫力。ウォルシュが車のハンドルにサングラスを置くシーンなどちょっとした演出も楽しい傑作です。
ジョン・アシュトン:『ビバリーヒルズコップ』シリーズ。
デニス・ファリーナ:『野獣捜査線』『スリー・リバーズ』。
ヤフェット・コットー:『007 死ぬのは奴らだ』『バトルランナー』。
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