2021年3月10日水曜日

懐かし映画劇場:ピーター・セラーズ『007 カジノロワイヤル』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」デヴィッド・ニーヴン、ウルスラ・アンドレスらが登場する「ジェームズ・ボンド」映画。マジメに観てはいけないウケ狙い作品です。

(Casino Royale:1967年)

1.事件

各国の諜報員が次々に消されていく。事態の解決のため、スパイ機関のトップが集合。

2.ボンド

引退したスパイ、ジェームズ・ボンド卿(デヴィッド・ニーヴン)。スパイ機関のトップたちから力を貸して欲しいと依頼される。一旦はそれを断るが・・・。

3.襲撃

敵に襲撃されるボンド。爆撃されたり、カーチェイスしたり。

4.作戦

「ボンド作戦」。多くの「ボンド」を養成し、謎の敵をかく乱させる作戦。

5.バカラ

実業家ヴェスパー・リンド(ウルスラ・アンドレス)に協力を依頼するボンド。ヴェスパーはバカラの名手イブリン・トレンブル(ピーター・セラーズ)を誘う。

6.オークション

秘密組織スメルシュの幹部ル・シフル(オーソン・ウェルズ)。組織の金を使い込んでしまったため、オークションで所有の品を売却し、その金で穴を埋めようとする。

7.カジノロワイヤル

金欠のル・シフル。イカサマカードゲームで資金集め。

8.拘束

ル・シフルに拘束されるイブリン。奇怪な映像を見せられる。

9.UFO

ボンドの娘(ジョアンナ・ペティット)がさらわれてしまう。

10.正体

しつこくボンドを狙ってきたスメルシュのボス「ドクター・ノア」。その正体と目的は?

Trailer (YouTube)

コメント

ダニエル・クレイグの『007 カジノ・ロワイヤル』とは違います。ボンド役のデヴィッド・ニーヴンは『ピンクの豹』で「怪盗ファントム」を演じたオッチャン。年齢と見た目の点でボンドを演じるにはかなり無理があるキャスティング。これはコメディです。「映像の面白さ」「珍シーン」を楽しむ映画。ウルスラ・アンドレスは1962年の『007 ドクター・ノオ』でボンドガールだった人。ピーター・セラーズはバカラでル・シフルと勝負する役。他にも『ピンク・パンサー』シリーズの「ケイトー」役でおなじみのバート・クウォークがチョイ役出演。「M」や「マニーペニー」といった定番キャラも出てます。面白いシーンもあれば、イマイチな感じのシーンも。バカバカしいノリのコメディがお好きな方にオススメの映画です。

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