2021年2月6日土曜日

懐かし映画劇場:ブルース・リ "The Young Bruce Lee" (1980)

カンフースター、ブルース・リ出演の映画。若き日のブルース・リーの(本当にあったかどうかわからない)エピソードを再現したカンフー映画。シー・キエン、ヤン・スエ、「香港の蟹江敬三」フォン・ハックオンらが登場する力作です。

(ストーリー)

闘いに明け暮れたブルース・リーの若き日々。

The Young Bruce Lee (1980)「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

(キャスト)

ブルース・リ

ヤン・スエ

フォン・ハックオン

フォン・ギンマン

シー・キエン

その他、どこかで見たことがある人たち

(コメント)

日本語字幕が無いものを鑑賞(言葉がわからないため、英文で書かれた情報を元にこの記事を書いています)。「ブルース・リーのソックリさん俳優」のブルース・リが登場。いわゆる「Bruceploitation」映画(リーのモノマネをする映画)。ストーリーは、ブルース・リーの人生を再現したモノ。ホー・チョンドーの『ブルース・リー物語』なんてのもありましたが、コレもまたその一つ。ユニークなのが「若い頃のエピソード」のみ、という点。アメリカに行く前にこんなことがありました、って感じでストーリーが進みます。ケンカばっかりのリー(ブルース・リ)。ホントにこんなことあったの? とツッコミたくなるようなシーンが次々と。路上でケンカ。学校でもトラブル(教師からケツを叩かれる制裁)。葉問先生(フォン・ギンマン:マージャンする役、怒ってるオッチャンの役が多いギンマンさん。今作では珍しく、ちょっとしたアクションシーンもあります)とトレーニング。盲人に負ける。蟹江(フォン・ハックオン)にもやられる。そこで、別の名人から技を習い、コブラを相手に蛇拳の練習(酔拳と蛇拳を組み合わせたカンフーを編み出して特訓)。ヤン・スエと戦い(またしても「やられ役」のヤン・スエさん。悪役だからしょうがない)、蟹江に雪辱し、最後はシー・キエンと勝負。ブルース・リって人はホントにブルース・リーが大好きなんですね。『燃えよドラゴン』ばりにラストバトルの相手はシー・キエン。リーが蛇拳を修得する中盤以降が面白い。シー・キエンがカンフーしたり、剣術・棒術を若手に指導したり、寝グセのまま出演していたりする傑作。「ブルース・リ vs. シー・キエン」「ブルース・リ vs. フォン・ハックオン」「ブルース・リ vs. ヤン・スエ」に特に注目。いつか日本語字幕つきDVDで観たいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿