2021年2月7日日曜日

懐かし映画劇場:ブルース・リ "Bruce Le's Greatest Revenge" (1978)

カンフースター、ブルース・リ出演の映画。日本の侵略に苦しむ中国人の反撃を描いたカンフー映画。『ドラゴン怒りの鉄拳』以来おなじみの「悪の日本 vs. 抵抗する中国人」モノ作品。ヤン・スエと「リ」が対決するシーンが見せ場です。

(ストーリー)

中国人青年がカンフーの修行をして、悪の日本人に対抗する。

Bruce Le's Greatest Revenge (1978)「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

(キャスト)

ブルース・リ

サン・クワイ

クワン・ホイサン

ヤン・スエ

Michelle Yim

(コメント)

日本語字幕が無いものを鑑賞(言葉がわからないため、英文で書かれた情報を元にこの記事を書いています)。「ブルース・リーのソックリさん俳優」のブルース・リが登場。いわゆる「Bruceploitation」映画(リーのモノマネをする映画)。「戦時中の日本人」はカンフー映画の悪役として便利な存在。ブルース・リが残酷な日本人と戦う内容。「リ」には他にもこのパターンの作品がいくつかあります(全部でどれだけあるかは知りませんが)。日本人が悪役でヒドいことをするんですが、日本人はこの作品に出てるんですかね? 全員中国人のような気がする(調べてみましたが、日本人らしき人はいませんでした)。一番有名なのが『燃えよドラゴン』のヤン・スエ。「リ」と戦う(でもやっぱり「負け役」)。他には『プロジェクトA』で陸上警察長官だったクワン・ホイサン(警察官の役だと思います。『ドラゴン怒りの鉄拳』でロー・ウェイがやった役どころ)、酒場のバーテン役だった寄り目の人(本当に目が不自由なのか演技なのか。いずれにしても「笑いにくいキャラ」)、『ドランクモンキー酔拳』の「鉄頭(サン・クワイ)」。その他、「リ」の作品で見たことがあるような気がする人たちが登場。エラそうな日本人がリにやられてペコペコするシーン、日本人が葬儀にまで乗り込んできて中国人たちを襲撃するシーン、リが一人で敵のアジトに乗り込んで敵を倒しまくるシーン、なぜかフンドシ姿でリを襲う日本人(鰹風味のフンドシ)、港での決着戦、が見せ場。リが主演の「精武門」関連作の一つ。本当にこんなことがあったのか? と思うような、日本人からすればあまりいい気分がしない「反日映画」。そういうのが観たい人にオススメ。そうでない人はアクションシーンやキャラ(ブルース・リーやジャッキー・チェン映画に出てる人たち)に注目すればいいと思います。「日本語字幕つきDVD」はリリースされることはないでしょうが、ひょっとしたら、という気も(有名な人が出てますので)。

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