2021年2月17日水曜日

懐かし映画劇場:ブルース・リ "Ninja Over the Great Wall" (1987)

カンフースター、ブルース・リ出演の映画。「リ」お得意の「悪の日本 vs. 抵抗する中国人」モノ作品。『ドラゴン怒りの鉄拳』以来すっかりおなじみになったテーマ。万里の長城での決闘、二人のヒロイン、忍者軍団の襲撃など、意外に見所が多い映画です。

(ストーリー)

日本軍に痛めつけられた男が復讐をする。

Ninja Over the Great Wall (1987)「見所ポイント紹介」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

(キャスト)

ブルース・リ

ユエ・ハイ

(コメント)

日本語字幕が無いものを鑑賞(言葉がわからないため、英文で書かれた情報を元にこの記事を書いています)。「ブルース・リーのソックリさん俳優」のブルース・リが登場。いわゆる「Bruceploitation」映画(リーのモノマネをする映画)。またしても「リ」が「抗日」作に登場(アンタ、そのネタ好きやな。何本、おんなじようなモン撮っとるんや?)。しかも1987年の作品(そのわりには映像が古い。もっと前に撮られたのかも)。ジャッキー・チェンの明るいコミカルアクションが人気だった時代に『ドラゴン怒りの鉄拳』ネタで勝負する「リ」。しかし、見所が多いため、海外では「ブルース・リの作品」にしては「傑作」という扱いらしい。リの師匠役であのユエ・ハイが登場(『少林寺』シリーズの人)。戦うシーンもあります。二人のヒロインはかわいらしい美人さん(気に入った)。内容は、とても残酷な日本人が中国人にヒドいことをする。死にかけたリは彼女に助けられるが、師匠を失い、日本人道場に殴り込んだり、日本人の結婚式に乗り込む。逆に忍者軍団に襲撃されたり。そして最後は万里の長城で決闘。エキストラが多く、予算がかかっていそうな映像。しかしながら、カンフー映画だから悪役が必要なのはわかりますが、いつまでも日本人を悪者にされるのはあまり気分が良くありません。結局「リ」はブルース・リーのマネをしたいだけなんだろうから、「敵キャラ」はもっとテキトーな相手でもいいんじゃないかな? 内容が内容なので「日本語字幕つきDVD」がリリースされることはないでしょうが、ユエ・ハイとヒロインがステキなので出して欲しいですね。

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