2021年2月22日月曜日

懐かし映画劇場:クリント・イーストウッド『ピンク・キャデラック』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」賞金稼ぎと気の毒な人妻が危ない集団に狙われるアクション&コメディ映画。変装するイーストウッド、チョイ役のジム・キャリー。

(Pink Cadillac:1989年)

1.賞金稼ぎ

トム・ノワック(クリント・イーストウッド)。ラジオのDJ、ピエロなどに変装して凶悪犯を捕らえる。

2.気の毒な人妻

アン(バーナデット・ピーターズ)。夫ロイ(ティモシー・カーハート)は犯罪者で、「純血団(武装した人種差別集団。ニセ札と麻薬を扱う)」のメンバー。娘が一人いる。

3.逃走

「純血団」のメンバーが造ったニセ札のせいで逮捕され、裁判にかけられてしまうアン。夫の車「ピンク・キャデラック」に勝手に乗って家を出ていく。

4.依頼

保釈保証業者からアンを捕らえる仕事を請け負うノワック。

5.同行

リノのカジノでアンを発見するノワック。ところがアンの子供を「純血団」にさらわれ、アンと行動を共にすることに。

6.変人

ニセの身分証明書を造る男リッキーZ(ジェフリー・ルイス)。純血団の居場所を聞くノワック。

7.追跡

ノワックに仲間を撃たれ、復讐を誓う「純血団」。そして「純血団」に追われるカーチェイス(迫力)。

8.潜入作戦

酒場で「純血団」に接触するノワック(イーストウッドの「田舎者丸出しのしゃべり方」が面白いシーン)。

9.戦闘

「純血団」キャンプに乗り込むノワックとアン。子供を無事救出できるかどうか?

Trailer (YouTube)

コメント

個人的に好きな作品。イーストウッドがコミカルに逃亡者を捕らえるシーンが楽しい。スティーブ・マックイーンの『ハンター』(1980年)も同様の作品でコミカルなものでした。「賞金稼ぎ」は非常に危険な仕事。でもなぜかこの二作はコミカルな内容。気の毒な人妻アンを助けるノワック。「純血団」と戦うシーンは迫力のアクション。ノワックの変装、銃の腕前、パンチ力が見せ場の内容。イカれたキャラのジェフリー・ルイス、リノのカジノのステージに立つ芸人役でジム・キャリー、『ビバリーヒルズ・コップ3』のティモシー・カーハートが「だらしない夫」の役で出演。アクションと笑いの傑作。オススメの作品です。
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