「懐かし映画劇場:映画ブログ」『ピンク・パンサー』二作目。城で起こった事件をクルーゾー警部が捜査する。この作品から「ケイトー」「ドレフュス」が登場。
(A Shot In The Dark:1964年)
1.事件発生
富豪バロン(ジョージ・サンダース)の城で運転手が死亡する事件発生。捜査を担当するのはあのジャック・クルーゾー警部(ピーター・セラーズ)。
2.容疑者
犯行現場で凶器の銃を持っていたマリア(エルケ・ソマー)。クルーゾーの質問に答えようとするが記憶が曖昧。
3.ドジ
ドジキャラのクルーゾー。噴水に落ちる、ズボンを破る、犬に追いかけられる、など。しかも今作からは使用人ケイトー(バート・クウォーク)が登場。隙があったらかかってこんかい、という態度のクルーゾーを容赦なく襲う。
4.上司
クルーゾーの上司ドレフュス本部長(ハーバート・ロム)。クルーゾーとは相性が悪いらしく、憎悪している。しかし、ケガをしたりするなど、ドジっぷりはクルーゾーに負けていない。
5.作戦
マリアの美しさにホレたクルーゾー。マリアを泳がせて真犯人を捕らえようとする。
6.捜査
頑張るクルーゾー。変装したり、ヘンなキャンプ場に潜入したり。ドジなシーン、ヨーロッパっぽいシーンが展開される。
7.デート
犯人はマリアに好意を持っている者、と考えたクルーゾー。マリアとデートして犯人をおびきだす作戦。うまくいくかどうか?
8.解決
バロンを始めとする城に住む人たちを集めるクルーゾー。犯人は?
Trailer (YouTube)
(コメント)
今回はあるカネ持ちの豪邸で起こった事件の話。「ピンクパンサー」は関係なし。音楽もあの曲とは違います。ピーター・セラーズの個人芸が爆発。ドジっぷりがスケールアップ。発音もヘン。結果オーライで事件を解決するクルーゾーはかなりの強運の持ち主。この作品から、クルーゾーを憎悪するドレフュス、ドレフュスの部下フランソワ、クルーゾーの使用人ケイトーが登場します。エルケ・ソマー演じる「マリア」はいかにも「60年代」という感じの髪型(「おしゃれ」なイメージ)。ヨーロッパ風のキャンプ場、バロンとクルーゾーのビリヤード対決、などが楽しい。事件の犯人が最後までわからない傑作。前作『ピンクの豹』とはストーリー的につながってはいませんが、一作目である前作を観てからこの作品を鑑賞することをオススメします。---------------
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