「懐かし映画劇場:映画ブログ」『ピンク・パンサー』三作目。「ピンクパンサー」が盗まれ、クルーゾー警部が事件捜査。ケイトー、ドレフュスが混乱に拍車をかける。
(The Return of the Pink Panther:1975年)
ルガシュ国に千年以上伝わる国宝「ピンクパンサー」。厳重なセキュリティに守られている。ところが、黒ずくめの泥棒に盗まれ、「P」の文字が入った白手袋が後に残された。
2.アニメ
おなじみのテーマ曲とキャラ。
3.ドジ
何をやらかしたか、「警部」ではなく「巡査」として町をパトロールするクルーゾー(ピーター・セラーズ)。盲目の猿回しに注意・警告。そのすぐ後ろで強盗事件が起こっているが、クルーゾーは全く気付かない。
4.停職
クルーゾーのドジっぷりにイラつくドレフュス署長(ハーバート・ロム)。クルーゾーを停職処分に。アパートの大家にも嫌われ、使用人ケイトー(バート・クウォーク)にも襲われるクルーゾー。
5.依頼
ルガシュ国から「ピンクパンサー」奪回を要請されるクルーゾー。ルガシュでもドジりまくる。
6.あの男
「P」とは「怪盗ファントム」のこと。正体はチャールズ・リットン卿(クリストファー・プラマー)。「ピンクパンサー」を盗んだと疑われ、疑念を晴らそうとする。
7.女
リットン卿の豪邸に潜入するクルーゾー。卿の妻クローディーヌ(カトリーヌ・シェル)に接触。電話の修理人に変装したり、車でプールに突っ込んだり。スイスでは清掃人に変装して部屋をメチャクチャに(ピーター・セラーズの「ドジり芸」炸裂。「一人で何しとん?」と言いたくなるようなシーンの連発)。
8.犯人
「ピンクパンサー」を盗んだのは意外な人物。「ピンクパンサー」を奪おうとする者がクルーゾーに銃を突きつける。
Trailer (YouTube)
(コメント)
ピーター・セラーズが面白い映画。ドレフュスも大ドジで面白いんですが、やっぱりセラーズ。いちいちドジる「いらんことしい」なクルーゾー。ヘタに物に触って壊したり、落としたり(何やってんだか)。いつでも隙があったらかかってこい、なんて言うものだからケイトーがいきなり襲ってくる。特に面白かったシーンは、パリで町をパトロールするシーン、アパートをボロボロにしてしまうシーン(大家に嫌われている理由が明らかに)、ポンコツ車ごとプールに転落、電話の修理人・清掃人になりすまして潜入捜査、女のパンチでぶっ倒されるシーン、ラストの日本料理店でのドタバタ。細かいギャグもいっぱいあります(クルーゾー並に大ボケなタクシードライバー、ドレフュスの拳銃型ライター、など)。ストーリーよりも「笑い」を見せたい映画。オススメです。
---------------
(Amazonショッピングサイト)ピンクパンサー2 [DVD]
0 件のコメント:
コメントを投稿