2021年2月20日土曜日

懐かし映画劇場:クリント・イーストウッド『ダーティファイター』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」荒くれ者のトラッカーがホレた女を追いかけるコメディ映画。主役の好物はケンカ、女、ビール。行く先々でトラブルを起こします。

(Every Which Way But Loose:1978年)

1.アメリカ

トラック運転手のファイロ・ベドー(クリント・イーストウッド)。独身のケンカ男。車の窓からゴミをポイ捨て、職場の女性にキス、など自由に生きている男。

2.トラブル

バーで人のピーナッツを勝手に盗って食べるファイロ。怒った相手を逆にぶっ飛ばす(かなりの逆ギレ)。

3.仲間

ファイロの仲間オーヴィル(ジェフリー・ルイス)。ファイロのケンカ試合の交渉をする男(マネージャーみたいなもの)。オーヴィルのママ(ルース・ゴードン)は口やかましいオバチャン。運転免許試験に落ちまくって、かなりイラついている。

4.サル

ファイロが飼っているオランウータンのクライド。ケンカ試合で勝ち取った、とのこと。ファイロとオーヴィルには愛されているが、オーヴィルのママには嫌われている。

5.

クラブ「パロミノ」で歌うシンガーのリン(ソンドラ・ロック)に一目惚れするファイロ。

6.バイカー

バイカー集団「ブラック・ウィドウ」の二人。ファイロとクライドをコケに。ファイロは二人を追いかけ回す(後に派手なケンカをするファイロと「ブラック・ウィドウ」。キッカケは実にくだらない「冷やかし」だった。オッチャンの集団にもぶっ飛ばされてしまう「ブラック・ウィドウ」。かなりのヘナチョコ)。

7.消えた女

ファイロから大金を預かったまま消えたリン。未練があるファイロはリンを追って、コロラドへ。道中、オーヴィルと仲良くなったエコー(ビヴァリー・ダンジェロ)が合流。

8.追跡

ファイロにやられてキレまくっている「ブラック・ウィドウ」と「警官二人組」がファイロを追う。

9.ショック

リンに遊ばれただけだったことに気付いたファイロ。かなりのショック(結構、純朴なファイロ。目をむいてキレまくるリンに圧倒されてしまう)。

10.試合

ついに「ウワサの強豪」タンク・マードック(ウォルター・バーンズ)と対決するファイロ。どんな試合になるか?

Trailer (YouTube)

コメント

「変わり者」ばかりが出てくる映画。これはツッコミながら観なければならない作品です。「ファイロ」とかいう奴。バーで人のピーナッツを盗ってケンカ。逆に相手を叩きのめす。職場の女性にキスしたり(いくらアメリカでもそれはマズいのでは?)、ナンパした相手に断られてイタズラで仕返ししたり。「自分の基準」で生きている男。飲みたければ飲むし、気にくわなければぶっ飛ばす、という奴。リンという(性悪)女にホレてしまったファイロ。どこまでもリンを追いかける。ファイロもまたトラブった相手から追われる。ケンカ、キャラ、音楽、が売り物の映画。「一風変わったキャラ」が観たい人にオススメの映画です。

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