ブルース・リー『死亡の塔』でおなじみ、カサノバ・ウォン主演のカンフー映画。青年がカンフーをマスターして両親の復讐をする内容。キックが得意な彼らしいアクション。「さんま」似の表情、ヘンな演出に思わず笑ってしまうシーンも。
(ストーリー)
両親を殺された男(カサノバ・ウォン)が復讐を誓うが逆にボロボロにやられ、鍛え直す。
(キャスト)
カサノバ・ウォン
(コメント)
「Big Boss 2」というタイトルもある映画(ブルース・リー『ドラゴン危機一発』(英題: The Big Boss)とはちょっとも関係ない作品)。日本語字幕が無いものを鑑賞(言葉がわからないため、英文で書かれた情報を元にこの記事を書いています)。主役はカサノバ・ウォン。それ以外は知らない人ばっかり。ストーリーはシンプルな「復讐モノ」。子供の頃に両親を殺された男(カサノバ・ウォン)が復讐を誓う。ところがボロボロにやられてしまう。そして、さらに鍛え直して復讐しようとする。敵は「四天王みたいな連中」と「ボス(キラーカーンっぽい奴。刃物が仕込んである「輪」が武器)」。最後は四天王、ボスと決着戦。ろうそくの炎で修行したり、婚約者が悪党に捕まってしまったり、複数の敵に囲まれて危険な武器で傷つけられたりしながら、最後の敵を倒すまで戦い続ける。内容はシリアスなのですが、妙なシーンがいろいろあって笑ってしまう。まず「カサノバ・ウォン」という男。どうみても「明石家さんま」に見える。それは仕方がない。しかし演出の面でも妙なシーンが。ラスボスとの戦いで火鉢をぶつけるシーン。火鉢がスーっと飛んでラスボスの顔面にヒット。火鉢を頭にかぶって苦しむラスボス。とってもマヌケなシーン。水の中に落ちるカサノバ。ピョーンとジャンプして脱出。たぶんワイヤーアクションだと思うんですが、動きがヘンなので思わず笑ってしまう。カサノバの蹴りを食らう敵が蹴られるたびに地面にメリ込んでいく珍シーン。他にも面白シーンがいっぱい。個性的な映画にしたい、と監督は考えたに違いない(違うかも)。シリアスな復讐劇に「笑い」が入った珍作。マジメに観るべきか、ツッコミながら観るべきか。二回観るのがいいのかも。いつか日本語字幕つきDVDで観たいものです。
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