2021年1月15日金曜日

「香港映画俳優」ユン・ワー「サモ・ハン、ジャッキー、ユン・ピョウの同門」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

驚異的な運動神経。『サイクロンZ』で「トニー谷」に変身。『ポリス・ストーリー3』では組織の大物。『霊幻道士』シリーズではオネェキャラにもチャレンジ。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。

ユン・ワー「サモ・ハン、ジャッキー、ユン・ピョウの同門」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『燃えよドラゴン』(Enter the Dragon:1973年)

宴会のシーンに登場。格闘大会出場者だと思われるが、試合するシーンはなかった。スタントマンとしても参加している。

『ファースト・ミッション』(Heart Of Dragon:1985年)

香港警察の刑事。ジャッキー(ジャッキー・チェン)の同僚。駐車場でチンピラグループ(リー・ホイサン、チウ・チーリン、フォン・ハックオン、『ドランクモンキー 酔拳』の鉄頭の男など)とケンカしたり、宝石強盗グループにさらわれたデブゴン(サモ・ハン・キンポー)を救出しようとする役。

『霊幻道士』(Mr. Vampire:1985年)

「ヤンの先祖」キョンシーを演じる。特殊メイクなので顔はわからないが、中身はユン・ワーだそうだ。

『霊幻道士完結篇 最後の霊戦』(Mr.Vampire Saga IV:1988年)

皇族のキョンシーを都まで運ぶ「カラス丸」というキャラ。オネェで、キョンシーに噛まれたワケでもないのに顔色が悪い。不気味だが「笑い」を担当する貴重な存在。

『サイクロンZ』(Dragons Forever:1988年)

ギャングのボス「ファー」の役。葉巻をいつもスパスパ吸っている個性的なキャラ。「トニー谷」みたいな顔。自身の工場からの排水で養魚場の社長イップ(デニー・イップ)とトラブル。解決のため弁護士ジャッキー(ジャッキー・チェン)を雇うが・・・。

『ポリス・ストーリー3』(Police Story 3:1992年)

麻薬組織のメンバー「パンサー」の役。東南アジアの麻薬王チャイバ(ケネス・ツァン)の右腕。強制労働所にいたが、潜入捜査をする香港警察のチェン・カクー(ジャッキー・チェン)の手引きで脱走。

『カンフーハッスル』(Kung Fu Hustle:2004年)

豚小屋砦の大家。実はカンフーの達人。妻も達人。犯罪組織「斧頭会」とトラブルに。

(感想)

ちょっと見た感じは地味な人。『燃えよドラゴン』の出演シーンではチラッとしか顔が映りませんが、リーの代役でスタントもやっているんだとか(結構重要な役割)。『霊幻道士』ではキョンシーの役(特殊メイクだからホントにユン・ワーなのかわかりませんけど)。『霊幻道士完結篇 最後の霊戦』の「カラス丸」が個性的。ハッキリ言って気持ち悪いキャラだけど、すごく目立つ役。『サイクロンZ』でのヒゲのボスもいいキャラ。アクションも見せてくれます。『ポリス・ストーリー3』も大きな役。ジャッキーやミシェール・ヨーだけでなく、マギー・チャンと共演するシーンもオススメ。『カンフーハッスル』も準主役。ただし、この作品はCGが多いので、個人的には80、90年代の作品には及ばないと思っています。 

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(予告編:YouTube)

『サイクロンZ』

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