カンフースター、ブルース・リ出演の映画。カンフー使いの男女が日本軍と戦う。『ドラゴン怒りの鉄拳』ですっかりおなじみになった「悪の日本 vs. 抵抗する中国人」モノ作品。ヤン・スエが「やられ役」で登場。戦いのシーンに注目の内容です。
(ストーリー)
カンフー使いの男女が日本人と対決する。
(キャスト)
ブルース・リ
ヤン・スエ
Chiang Tao(江島)
(コメント)
日本語字幕が無いものを鑑賞(言葉がわからないため、英文で書かれた情報を元にこの記事を書いています)。「ブルース・リーのソックリさん俳優」のブルース・リ主演。戦時中の悪い日本人が中国人を痛めつける作品(このパターンの映画ってどのくらいあるんだろう? ナチスドイツとか日本軍とかっていうのは「わかりやすい悪役」で、使い道が多い)。中国人がカンフーで団結して抵抗するのを警戒する日本。日本軍の将軍が中国人の道場を乗っ取ろうとする。兄(ブルース・リーのこと?)を殺されたことを知ったチェン・ロン(ブルース・リ)は日本に復讐を誓う。日本人の嫌がらせに抵抗。将軍の息子と戦う。日本はチェンを始末するため、5人の日本人格闘家(ヤン・スエ、江島ら)を差し向ける。チェンは師匠の娘(?)と共に敵と戦う、という内容。タイトルは「Bruce And Shaolin Kung Fu」。でも少林寺なんて出てきませんでしたよ(たぶん)。「少林派カンフー」という意味ではないかと。どこかで観たことがあるシーンもあります(人間の急所のポイントを印した人形の前でリがカンフーの型を披露するシーン。たぶん、この映画で撮られたシーンが他の作品に流用されたに違いない)。「ブルース・リ作品」御用達の江島とヤン・スエが出てます。江島はそれほど強くない。ヤン・スエは日本人役で妙なカンフーの構えをしながら戦う(でもやっぱり「やられ役」)。ブルース・リがカッコ良く戦う姿を見せる映画であるため、敵役はたいしたことありません(リにやられるくらいだもの)。一番面白いのがラストに出てくる二人組。妙な合体技でリを襲う。真顔でヘンな動き。ラストバトルなのに笑ってしまうシーン。こういうカンフー映画はストーリーよりもアクションがとても大事だと思うのですが、イマイチな戦いが多い。リよりも女カンフー使いの方がカッコいいかも。言葉が分かればもっと面白いかもしれない映画。いつか日本語字幕つきDVDで観たいものです。
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