ぶ厚いくちびるが特徴的なコメディ系のアニタ・ムイ、目に特徴がある妖艶なニナ・リー、新鮮なイメージのシャーリーン・チョイ。ジャッキー・チェン映画に出演した香港映画スターを紹介。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。
アニタ・ムイ「コメディな雰囲気」
①『男たちの挽歌III アゲイン 明日への誓い』(A Better Tomorrow III:1989年)
南ベトナムの裏社会で生きる「チャウ」という女。税関でマーク(チョウ・ユンファ)を助けたことがきっかけで知り合いに。マークを愛するが、三年も消息を絶っていた恋人ホー(時任三郎)が突然帰ってきて、心が揺れる。
②『奇蹟 ミラクル』(Canton God Father:1989年)
父親の借金を返すためにゴク(ジャッキー・チェン)のナイトクラブで歌う。次第にゴクと対等な口を利く関係に。
③『酔拳2』(Drunken Master II:1994年)
漢方医ケイインの妻。何かとやらかす息子フェイフォン(ジャッキー・チェン)をかばおうとするがドジる。ひったくりに遭うシーンに注目。
④『レッド・ブロンクス』(Rumble in The Bronx:1995年)
治安が悪いブロンクスにあるコンビニを買って、商売をしようとするチャレンジャーな女性。街のチンピラに脅されたり、商品を奪われたり。最後は最悪な結果に・・・。
(感想)
『男たちの挽歌III』ではチョウ・ユンファを愛する薄幸の女。ジャッキーと共演した作品ではコメディ路線。特に『酔拳2』での顔芸に注目。
ニナ・リー「色気で勝負」
①『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3』(A Chinese Ghost Story III:1991年)
女幽霊「シュデップ」の役。女幽霊シュチェ(ジョイ・ウォン)をライバル視し、ことあるごとにシュチェと張り合い、陥れようとする。最後は悲しい最期。
②『ツイン・ドラゴン』(Twin Dragons:1992年)
マーの伯父の娘「サリー」の役。コンサートで指揮者を務めるため香港へ帰ってきたピアニストのマー(ジャッキー・チェン)。サリーがマーの世話係をすることに。しかし、サリーの(大ボケな)彼氏ロッキーが二人の親しさに嫉妬して・・・。
(感想)
「シュデップ」の役では色気を感じる演技。『ツイン・ドラゴン』はコメディのため、コミカルなイメージ。マーにマッサージされたりしてウットリした表情になるシーンに注目。ジェット・リーの奥さんでもあるそうな。
シャーリーン・チョイ「フレッシュなイメージ」
①『香港国際警察 NEW POLICE STORY』(2004年)
婦人警官「ササ」の役。巡査1667番シウホン(ニコラス・ツェー)と「出前一丁」を食べるシーンがある。
②『プロジェクトBB』(Rob-B-Hood:2006年)
泥棒のフリーパス(ルイス・クー)の妻。犯罪者の夫に苦労させられている悲しい役どころ。
(感想)
『プロジェクトBB』では苦労させられている役であるため、彼女の出演シーンはあんまり楽しくない。その分、『NEW POLICE STORY』での「出前一丁」のイメージが強い。他にオススメの出演作はありますか?
『奇蹟 ミラクル』
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