悪役でおなじみの人。『ポリス・ストーリー/香港国際警察』でデパートで香港警察の刑事チェン(ジャッキー・チェン)と戦うシーンが特に有名。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。
①『ブルース・リー物語』(Bruce Lee True Story:1976年)
『燃えよドラゴン』撮影中のリーにいきなり挑戦する男。このシーンにはリー・ホイサンも出演している。
②『スネーキーモンキー 蛇拳』(Snake In The Eagle's Shadow:1978年)
蛇形派の男。百年に渡って争っている蛇形派と鷹爪派。鷹爪派の上官逸雲(ウォン・チェンリー)とオープニングで対決。
③『ツーフィンガー鷹』(TWO FINGER FIST:1979年)
「酔拳」でおなじみのウォン・フェイフォン師父を襲う殺し屋。仕立屋に扮し、服の寸法を測るフリをして師父を攻撃。実に個性的なシーン。
④『燃えよデブゴン カエル拳対カニ拳』(Dirty Tiger, Crazy Frog:1980年)
女スリと組む悪党。あっさりやられる役(でも面白い)。
⑤『ヤング・マスター/師弟出馬』(The Young Master:1980年)
罪人のキム(ウォン・インシック)を脱走させる男。ドラゴン(ジャッキー・チェン)と対決。
⑥『ドラゴンロード』(Dragon Lord:1982年)
サッカーとバドミントンを混ぜたような競技でドラゴン(ジャッキー・チェン)&阿牛(マース)のチームと対戦する。
⑦『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(Police Story:1985年)
麻薬組織のボス、チュウの甥。荒っぽい男。デパートで香港警察の刑事チェン・カクー(ジャッキー・チェン)と激しく戦う。
⑧『サイクロンZ』(Dragons Forever:1988年)
殺し屋の役。船上レストランで食事をしようとする弁護士のジャッキー(ジャッキー・チェン)を襲う。
⑨『カンフーハッスル』(Kung Fu Hustle:2004年)
琴を使う殺し屋。「豚小屋砦」に住むカンフー使いを攻撃。
(感想)
この人は大概、悪役ですね。『スネーキーモンキー 蛇拳』では悪役ではありませんでしたが。『ポリス・ストーリー/香港国際警察』でのデパートのシーンが一押し。NGシーンでも危険なアクションをやっている姿が確認できます。『ドラゴンロード』での登場シーンは日本では「広川太一郎の吹き替え」で有名(ダジャレ連発の吹き替え)。『ツーフィンガー鷹』での仕立屋に扮した殺し屋役もオススメ。服の寸法を測るフリをしてフェイフォン師父を襲う。『五福星』のときはサングラスで顔が見えない。でもユーモラスなシーンだった。悪役だけではなくてコミカルな役も巧かった。「イメージを守る人」だったのかもしれない。
『ポリス・ストーリー 香港国際警察』
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