2021年1月23日土曜日

「香港映画俳優」「香港映画で見かけるコメディアン」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

スキンヘッドでオーバーアクション、カール・マッカ。ドジる役が巧いビリー・ラウ。「世界一最悪な家庭教師」「The Wynners」のアンソニー・チェン。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。

カール・マッカ「ハゲ役ならまかせろ」

「香港映画で見かけるコメディアン」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『モンキー・フィスト 猿拳』(Knockabout:1979年)

役人。詐欺などやってない、と言い張る詐欺師のレイ(ユン・ピョウ)を調べる。周到なトリックで一度は騙されてしまうが・・・

『燃えよデブゴン カエル拳対カニ拳』(Dirty Tiger, Crazy Frog:1980年)

警察隊長。「不死身のチョッキ(防弾チョッキみたいなもの)」を持つデブゴン(サモ・ハン・キンポー)からチョッキを奪おうとするタイガー(ラウ・カーウィン)にそそのかされて、デブゴンを捕らえる。

『痩せ虎とデブゴン』(Skinny Tiger and Fatty Dragon:1990年)

香港警察の刑事「痩せ虎」(でも周囲からは「ハゲ虎」と呼ばれている)。相棒のデブゴン(サモ・ハン・キンポー)と一緒に麻薬組織と戦う。背が高い彼女がいるにもかかわらず、シンガポールの女性と仲良くなって、商売を始めようとする(浮気者)。

(感想)

『悪漢探偵』の「刑事コージャック」が有名。ドジな役だった。サモ・ハン映画でおなじみの人。役人を演じることが多いため、オーバーアクションでエラそうなキャラ、というイメージが。喜劇役者っぽい人です。

ビリー・ラウ「やらかす役ならおまかせ」

「香港映画で見かけるコメディアン」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『霊幻道士』(Mr. Vampire:1985年)

保安隊隊長「ウェイ」の役。カネ持ちの娘ティン(ムーン・リー)の従兄でもある、偉そうな奴。モンとセンに術をかけられておちょくられるシーン(ムーン・リーのかわいい困り顔が観れます)、キョンシーに襲われて焦りまくるシーン、が楽しい。

『霊幻道士2 キョンシーの息子たち!』(Mr. Vampire II:1986年)

墓泥棒(チュン・ファット)の助手の役。キョンシーの「お札」をはがしてしまって大騒ぎ。キョンシーに襲われてビビリまくるシーンが見せ場。

『霊幻道士3 キョンシーの七不思議』(Mr. Vampire III:1987年)

盗賊に狙われている村の村人。余計なことをして問題を起こす奴(それが「笑い」の前フリになっています)。化け物退治の専門家で、カンフーの達人でもある師匠(ラム・チェンイン)の指導を受けて、盗賊と戦う。

『奇蹟 ミラクル』(Canton God Father:1989年)

ギャングの手下。笑いを担当。

(感想)

笑いを担当する人。いらんことする奴、で出ているときが一番面白いと思う。余計なことして騒動が起こる、というパターン。「主役」というタイプではないけど、「やらかす役」が必要なときは彼に声をかけると良い、かもしれない。

アンソニー・チェン「家庭教師役で強烈なインパクト」

「香港映画で見かけるコメディアン」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『ファースト・ミッション』(Heart Of Dragon:1985年)

史上最悪の家庭教師。知能に問題のあるデブゴン(サモ・ハン・キンポー)を侮辱。それをドア越しにデブゴンの弟ジャッキー(ジャッキー・チェン)に聞かれてしまい・・・。

『七福星』(Twinkle Twinkle Lucky Stars:1985年)

パタヤツアーのバスガイド役。四人組の女の子グループから「ダサい奴」呼ばわりされたり、五人組が飲み食いした勘定を回されたりする悲しい役。

③『サンダーアーム 龍兄虎弟』(The Armour of God:1986年)

アイドルグループ「Losers」のメンバー役で登場。「The Wynners」のパロディ。

『霊幻道士完結篇 最後の霊戦』(Mr. Vampire Saga IV:1988年)

「道士」の役。隣家の和尚(ウー・マ)と仲が悪い。メシをぶつけ合ったり、互いに術をかけたり。最後は凶暴な皇族キョンシーと戦う。

『ツイン・ドラゴン』(Twin Dragons:1992年)

チョイ役で登場。

(感想)

元々は香港の人気バンド「The Wynners」のメンバー。しかしながら『ファースト・ミッション』での役があまりにも印象強い。デブゴンに簡単な英単語(「SCHOOL BUS」)を教えるだけで高い授業料を取る(悪い奴)。『霊幻道士完結篇』では一応、主役なのですが、キュートなロレッタ・リーや不気味なユン・ワーの方が目立っていて、あまり「主役」という感じがしなかった。残念。

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(予告編:YouTube)

『霊幻道士』

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