2021年1月12日火曜日

「香港映画俳優」ラウ・カーウィン「サモ・ハンの好敵手」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

サモ・ハン監督作品でよく見かける人。お尋ね者、槍の名手、賞金稼ぎなど、強いけど、ちょっとズルい人を演じることが多い(ような気がする)。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。

ラウ・カーウィン「サモ・ハンの好敵手」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『少林寺三十六房』(The 36th Chamber of Shaolin:1978年)

反清派の「イン将軍」の役。清のティエン将軍(ロー・リエ)に立ち向かうが・・・。

『モンキー・フィスト 猿拳』(Knockabout:1979年)

お尋ね者「モードウ」の役。食堂で出会った詐欺師のレイ(ユン・ピョウ)とマー(レオン・カーヤン)を仕方なく弟子にする。かつての犯罪仲間(リー・ホイサン、オネェキャラの男)と役人の古トラ(マース)に追われており、最後は、謎の男デブゴン(サモ・ハン・キンポー)とレイを相手に戦う。

『燃えよデブゴン 豚だカップル拳』(Odd Couple:1979 年)

槍の名手「一代槍王」の役。ライバルの「一代刀王(サモ・ハン・キンポー)」と決着をつけるために、弟子を育てようとする。最後は、一代刀王と一代槍王に負けた恨みを持つ男シャオ(レオン・カーヤン)と対決。「一代槍王」と「八百屋の青年ラウ」の二役を演じている。

『燃えよデブゴン カエル拳対カニ拳』(Dirty Tiger, Crazy Frog:1980年)

賞金稼ぎ「タイガー」の役。「不死身のチョッキ(防弾チョッキみたいなもの)」を持ち逃げしたデブゴン(サモ・ハン・キンポー)を追う。チョッキを奪った盗賊兄弟(兄パンサー(ディーン・セキ)、弟スマイリング・タイガー)、兄弟の父である白眉和尚(リー・ホイサン)と対決。

『ガッツ・フィスト 魔宮拳』(Fist and Guts:1980年)

「死刑囚の身代わり」という妙な仕事をしている「ニン」という男。友人の鍛冶屋(リー・ホイサン)と一緒に、「遺産」を持ち逃げした男を捜すリュー(リュー・チャーフィー)に協力。鍛冶屋との漫才みたいな「かけ合い」が見せ場。

『ファースト・ミッション』(Heart Of Dragon:1985年)

麻薬組織の殺し屋。麻薬中毒者を始末しようとするが刑事のジャッキー(ジャッキー・チェン)に見破られ、乱闘に。アクションシーンが見せ場。

『香港発活劇エクスプレス 大福星』(My Lucky Stars:1985年)

日本の犯罪組織「かかし組」のメンバー。眼帯をつけている。アジトでキッド(サモ・ハン・キンポー)と対決。

『七福星』(Twinkle Twinkle Lucky Stars:1985年)

犯罪者グループのメンバー。ペプシの倉庫で、三人の刑事マッスル(ジャッキー・チェン)、リッキー(ユン・ピョウ)、ラッキー(アンディ・ラウ)と乱闘。

『痩せ虎とデブゴン』(Skinny Tiger and Fatty Dragon:1990年)

麻薬組織の大ボス「ウイング」の役。大物かつ非情な男。麻薬取引の情報をもらした売人ジョニー(タイ・ポー)を始末。香港警察のハゲ虎(カール・マッカ)。デブゴン(サモ・ハン・キンポー)とラストで対決。派手な爆発シーンもある映画。

(感想)

サモ・ハンと共演することが多い人。自信タップリにカンフーで戦う役が目立つ。ずるい役、偉そうな役、悪役が多いので個人的にはキャラクター的にあんまり好きじゃない。『燃えよデブゴン カエル拳対カニ拳』での「タイガー」役が一番この人のイメージに合っているのではないかと。『ガッツ・フィスト 魔宮拳』でのコミカルなシーンはファンには楽しめるかも。あなたはどの作品の「ラウ・カーウィン」が好きですか? 

「懐かし映画劇場:映画ブログ」
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(予告編:YouTube)

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