2021年1月12日火曜日

「香港映画俳優」ムーン・リー「香港一かわいいアイドル女優」「懐かし映画劇場:映画ブログ」

『五福星』でユン・ピョウと「お似合いのカップル」を演じた、「困り顔」がとってもカワイイ人。後にハードなアクション派に転向。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。

ムーン・リー「香港一かわいいアイドル女優」「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『五福星』(Winners and Sinners:1983年)

刑事(ユン・ピョウ)の彼女の役。彼と刑事7086(ジャッキー・チェン)がケンカになってパンチとキックの応酬。困った顔で彼を心配。出番は短いけど、「笑顔&困り顔」が最高にカワイイ。

『チャンピオン鷹』(The Champion:1983年)

女の子「ファン」の役。兄のソン(チャン・コッキョン)と貧しい暮らし。田舎の青年トン(ユン・ピョウ)と知り合う。恥ずかしそうにするシーンがカワイイ。

『プロテクター』(The Protector:1985年)

香港の悪名高いボス「コウ(ロイ・チャオ)」と付き合いのあった男(リー)の娘。コウを追うニューヨークの刑事ビリー(ジャッキー・チェン)とガローニ(ダニー・アイエロ)に協力を求められるリー。そのことでリー父娘は事件に巻き込まれてしまう。

『霊幻道士』(Mr. Vampire:1985年)

カネ持ちの娘「ティン」の役。キョンシー化した先祖に襲われる。かわいいシーン、困り顔になるシーン、怖がりながらも勇気を出すシーンに注目。

『霊幻道士2 キョンシーの息子たち!』(Mr.Vampire II:1986年)

漢方医ラム(ラム・チェンイン)の娘「チー」の役。恋人は記者のヤン(ユン・ピョウ)。墓泥棒がキョンシーを目覚めさせたことによって起こる騒動に巻き込まれる。変顔を見せるシーンに注目。

『天使行動』(Iron Angels:1987年)

犯罪組織と対決する「エンジェルス」のメンバー。普段はどこかの会社でOLをしている。麻薬組織の凶暴な女幹部ヤン(大島由加里)と対決。

『群狼大戦』(Devil Hunters:1990年)

犯罪者フォン(ウォン・ウェイ)を捕らえようとする警察の捜査を妨害したり、フォンを救出したりする謎の女。カンフーと爆薬を使いこなす。最後はフォンを拘束するチュウを倒すため、ビルに潜入、攻撃。

(感想)

未だに「香港女優」と言えばこの人を思い出す。『五福星』でユン・ピョウといちゃついて、困り顔になるシーンが印象的。『プロテクター』では父親が狙われる悲しい役どころ。『霊幻道士』シリーズではイタズラっぽい表情がかわいい。『天使行動』『群狼大戦』ではアクションに挑戦。折角かわいいのに危険なアクションなんかせんでも、という気もしますが、あの頃は「香港映画」も転換期。軽いノリのコメディではなく、シリアス路線が人気になっていった。私は「80年代」が好きなので、ムーンのかわいい姿が見たいときは『五福星』『チャンピオン鷹』『霊幻道士』を選ぶことにしています。

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(予告編:YouTube)

『霊幻道士』

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