「テコンドーの達人」ウォン・チェンリー、「日本に住む怪しすぎる外国人役」で有名なロイ・ホラン。『死亡の塔』、ジャッキーとの共演作に注目の二人。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。
ウォン・チェンリー「本当に強い格闘家」
①『スネーキーモンキー 蛇拳』(Snake In The Eagle's Shadow:1978年)
鷹爪派の「上官逸雲」の役。百年に渡って争っている蛇形派と鷹爪派。蛇形派を敵視し、蛇形派の白長天(ユエン・シャオティエン)の命を狙う。最後は白長天から蛇拳を習った簡福(ジャッキー・チェン)と対決。
②『ドランクモンキー 酔拳』(Drunken Master:1978年)
「無影拳」を使う殺し屋「鉄心」の役。カンフー道場のドラ息子「黄飛鴻(ジャッキー・チェン)」と二回戦う。依頼を受けて、飛鴻のオヤジ「黄麒英」の命を狙うが・・・。
③『死亡の塔』(The Tower Of Death:1980年)
格闘家「チンクー」の役。熱いお茶を飲みながら敵と戦っても勝つほどの達人。友人ビリー(ブルース・リー)と親しく語り合っていたが・・・。
④『天使行動』(Iron Angels:1987年)
麻薬組織の幹部「チャン」の役。残忍な女幹部ヤン(大島由加里)と対立。西城秀樹と戦うシーンに注目。
(感想)
いつも悪役の人(ユーチューブで観た日本未公開作でも悪役だった)。ヤン・スエと同様、強いけど最後はやられる。しかもカッコ悪いやられ方をすることが多い(ような気がする)。本当に格闘技をマスターしている強い人(ジャッキーの歯を折ったのはアクシデントだったのか?)。キレとパワーのある蹴り技に注目の人です。
ロイ・ホラン「怪しい外国人役でおなじみ」
①『スネーキーモンキー 蛇拳』(Snake In The Eagle's Shadow:1978年)
インチキ宣教師の役。鷹爪派の上官逸雲(ウォン・チェンリー)に雇われて、蛇形派を狙う。いきなり刺したりする卑劣な男。
②『死亡の塔』(The Tower Of Death:1980年)
日本にある「死の宮殿」に住む「ルイス」という外国人の役。広大な敷地でライオンやクジャクを飼い、謎の兄弟に狙われて挑戦されたりする。最後は何者かに襲われて絶命。犯人の動機が不明のまま劇終。
(感想)
そもそもこの人は何者なんだろう? 二作でしか観たことがない。もっと活躍していてもいいぐらい存在感がある人なのですが。ツッコミどころがいっぱいある『死亡の塔』がオススメ。あれこれ想像しながら観ると楽しい作品です。
「懐かし映画劇場:映画ブログ」
(予告編:YouTube)
『ブルース・リー 死亡の塔』
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