2021年1月17日日曜日

「香港映画俳優」「ブルース・リーと共演した人たち」①「懐かし映画劇場:映画ブログ」

悪徳社長の息子役が印象深いトニー・リュウ、テコンドーの凄まじいキックの使い手ウォン・インシック、ジャッキーとも共演したマコ岩松。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。

トニー・リュウ「リー作品のレギュラー」

「ブルース・リーと共演した人たち」①「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『ドラゴン危機一発』(The Big Boss:1971年)

製氷会社の社長の息子役。人を殺すためにカンフーの特訓をしている。ナイフでチェン(ブルース・リー)、チェンのいとこ、女性を襲う。

『ドラゴン怒りの鉄拳』(Fist of Fury:1972年)

中国人カンフー道場「精武館」に所属するメンバー。日本人のイヤガラセに屈辱を味わう役どころ。大きな役ではなかった。

『ドラゴンへの道』(The Way of the Dragon:1972年)

マフィアに狙われているレストランに勤める従業員役。マフィアと戦うために空手の稽古をしている。タンロン(ブルース・リー)の強さを見て、空手をやめてカンフーを練習する。

『燃えよドラゴン』(Enter the Dragon:1973年)

ハン(シー・キエン)が主催する格闘大会に出場する格闘家の役。ローパー(ジョン・サクソン)と戦うシーンが見せ場。

(感想)

やはり『ドラゴン危機一発』の息子役が印象的。ナイフで残酷なことをする。『ドラゴン危機一発』自体が陰惨な内容のため、悪役たちも非常にガラが悪かった(リーの凄まじい強さが逆に大いに目立つ結果になったんですけども)。『燃えよドラゴン』では結構いい試合をやっていた(最後はあっけなかったけど)。『ドラゴン怒りの鉄拳』『ドラゴンへの道』では悲しい役どころ。『ドラゴンへの道』で見せた笑顔が本当の彼の姿なんじゃないかな、と思います。

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ウォン・インシック「凄まじい蹴り技の男」

「ブルース・リーと共演した人たち」①「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『ドラゴンへの道』(The Way of the Dragon:1972年)

マフィアの手先になって中国人レストランの従業員と戦う役。強いが、タンロン(ブルース・リー)には全く敵わない。情けないセリフを連発。

『ヤング・マスター/師弟出馬』(The Young Master:1980年)

罪人「キム」の役。手下に助けられ、凄まじい蹴り技を使って逃亡。最後はドラゴン(ジャッキー・チェン)と一騎打ち。

『ドラゴンロード』(Dragon Lord:1982年)

窃盗団のボスの役。裏切り者を手下に追わせ、最後は納屋でドラゴン(ジャッキー・チェン)&阿牛(マース)と戦う。

『カンフー風林火山』(A FIST FULL OF TALONS:1982年)

清朝の再建を狙う皇帝軍の隊長「ナイ」の役。裏切り者のディンを追う。最後は、ディンからカンフーを習った青年ミン(ビリー・チョン)と対決。

(感想)

『ドラゴンへの道』ではリーの引き立て役。たどたどしい日本語を使い、思いっ切りぶっ飛ばされる(シリアスな格闘シーンが続く内容のため、リーとの対決シーンをあえてコミカルにしたのだと思われます)。『ヤング・マスター/師弟出馬』『ドラゴンロード』『カンフー風林火山』では似たようなキャラ設定。強い「ラスボス」。主人公を強烈なキックで大いに苦しめる役どころ。本当に強いウォン・インシック。リーとの思い出もたくさんあるに違いない。

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マコ岩松「リー、ジャッキーと共演」

「ブルース・リーと共演した人たち」①「懐かし映画劇場:映画ブログ」。

『ブルース・リー IN グリーン・ホーネット』(The Green Hornet:1966年)

ギャングがチャイナタウンを支配しようと企むエピソードに出演。荒っぽい手段で中国人をまとめようとする悪党「ロウシン」の役。カトーとロウシンがカンフーで戦うシーンもあります(短いけど)。

『バトルクリーク・ブロー』(The Big Brawl:1980年)

アメリカに住む中国人「ハーバート」の役。クンフーの名人で整骨医のハーバート。甥のジェリー(ジャッキー・チェン)を鍛える。ギャングに拘束されて、脱出するシーンに注目。

(感想)

『グリーン・ホーネット』では悪役。テレビ番組なので見せ場はそこそこ。『バトルクリーク・ブロー』ではジェリーに稽古をつけたり、ギャングのアジトに乗り込んだり、といった準主役。アーノルド・シュワルツェネッガーと共演した『コナン・ザ・グレート』でも目立つ、結構いい役だった。

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(予告編:YouTube)
『ドラゴンへの道』
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