『ドラゴンロード』ではジャッキーの幼馴染、『プロジェクトA』では水上警察の隊員。「根性で戦う男」のイメージがある人。カッコいい役を演じることも。記憶に残る香港映画スターを紹介するコーナー。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。
①『燃えよドラゴン』(Enter the Dragon:1973年)
「島の警備を怠った」という理由で、ハンのボディーガード、ボロ(ヤン・スエ)に始末されてしまう男。出番は短いが、シ~ンとなってしまう凄惨な場面。
②『ブルース・リー物語』(Bruce Lee True Story:1976年)
ブルース・リーのファンである工事作業員の役で登場。作業を邪魔する西洋人グループとモメる。
③『燃えよデブゴン 豚だカップル拳』(Odd Couple:1979 年)
一代槍王(ラウ・カーウィン)の世話係をする「ジャガイモ」とかいう奴。変な頭。
④『モンキー・フィスト 猿拳』(Knockabout:1979年)
「お尋ね者」モードウ(ラウ・カーウィン)を追う役人「古トラ」の役。ヒゲを生やして(つけヒゲ?)、ちょっとカッコいい感じのキャラ。
⑤『ドラゴンロード』(Dragon Lord:1982年)
ドラゴン(ジャッキー・チェン)の幼馴染。歌はヘタ、カンフーはできない、スポーツには体当たりで挑戦。最後はドラゴンと一緒に窃盗団のボス(ウォン・インシック)と納屋で戦う。
⑥『プロジェクトA』(Project A:1983年)
水上警察の隊員。陸上警察と乱闘になるシーン、「バカ笑いの罰」で銃殺を命じられるシーン、海賊島に潜入して戦うシーンなど見せ場が多い。
⑦『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(Police Story:1985年)
香港警察の刑事チェン・カクー(ジャッキー・チェン)の同僚。張り込みをトチるなど、ドジなキャラ。チュウの女秘書サリナ(ブリジット・リン)を「襲う」シーンが傑作。
⑧『プロジェクトA2 史上最大の標的』(Project A II:1987年)
前作に続いて登場。サイワン地区の新署長になったドラゴン(ジャッキー・チェン)と共にサイワンに赴任。暗黒街のボス、タイガーの逮捕に取り組む。
⑨『ポリス・ストーリー3』(Police Story 3:1992年)
麻薬組織の幹部「パンサー」を強制労働所から脱走させようとする役。チョイ役だが、存在感あり。
(感想)
ジャッキーの盟友。スタントマン。主に脇役。香港では彼が主演したカンフー映画がありますが、日本語字幕が無いので観てもよくわかりません。そういう作品も日本版DVDが出たらいいのにな、と思います。一番大きな役は『ドラゴンロード』でしょうか。主役級の活躍。『プロジェクトA』では海賊島で爆薬を使うシーンが迫力。『モンキー・フィスト 猿拳』ではヒゲ姿で登場。ヒゲが似合う男。逆に『燃えよデブゴン 豚だカップル拳』では恥ずかしい髪型。何を考えているのか、と言いたくなるような姿。『ポリス・ストーリー/香港国際警察』のときのような「ドジな役」が一番彼らしくて面白いのではないかと。
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(予告編:YouTube)
『ドラゴンロード』
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