日本では『五福星』の「チンケ」で有名。顔が長い、などどいじられてしまうコメディアン。マヌケな役、インチキくさい役が目立つけど主役を演じることも。記憶に残る香港映画スターを紹介。主な出演作と印象的なシーンを振り返る。
①『Mr.Boo! ミスター・ブー』(The Private Eyes:1976年)
警官の役。ストーリーにちょいちょいからんでくる、わりと重要な役。いかがわしい店を手入れするシーン、ウォン(マイケル・ホイ)を追いかけるシーン、カネ持ちの若い妻と不倫するシーンなど。
②『五福星』(Winners and Sinners:1983年)
泥棒の「チンケ」。「五福星」のメンバー。車のタイヤやフロントガラスを盗む奴。透明人間になったつもりで、モジャの妹メイヤー(チェリー・チェン)にイタズラしようとするが・・・。
③『スパルタンX』(Wheels on Meals:1984 年)
病院のシーンに出てくる患者の役。頭は悪くないけど、精神が不安定な男。ジョン・シャムと共演。
④『新ポリス・ストーリーPom Pom』(Pom Pom:1984年)
刑事「アシュー」の役。相棒のアフン(ジョン・シャム)と一緒に犯罪組織の悪事の証拠を追う。
⑤『香港発活劇エクスプレス 大福星』(My Lucky Stars:1985年)
香港警察特捜部に協力する「五人組」の「クレイジー」の役。「念力」の研究をしている、変わった奴。
⑥『七福星』(Twinkle Twinkle Lucky Stars:1985年)
前作『香港発活劇エクスプレス 大福星』に続いて「クレイジー」の役。「パタヤ7日間のツアー」に参加している四人組のかわいい女性を独り占めにするために怪しすぎる黒魔術師(ウー・マ)から「女をモノにする術」を習う。
⑦『霊幻道士3 キョンシーの七不思議』(Mr.Vampire III:1987年)
兄弟のキョンシーを使って金儲けしている「ミン道士」の役。ある新築の家でいつものように「やらせのキョンシー退治」をしようとするが、「本物」の出現にビビる。師匠(ラム・チェンイン)に諭されて、マジメに生きることを決意。最後は、女妖術師や死霊と戦う。
⑧『奇蹟 ミラクル』(Canton God Father:1989年)
警官の役。ギャングの動向に目を光らせ、ギャングの新しいボス、ゴク(ジャッキー・チェン)に警察への協力を求める。しかし、詐欺師(トン・ピョウ)に騙される、ドジっぷり。
(感想)
とても個性的な人。日本では『五福星』での恥ずかしいシーンが有名。しかし、元々はそういう人ではなかったのではないかと。『Mr.Boo! ミスター・ブー』『新ポリス・ストーリーPom Pom』『奇蹟 ミラクル』では警官の役。意外に制服姿が似合ってる。『五福星』シリーズではいつも見せ場があって、「五人組」の中ではサモ・ハンの役に次いで目立ってる。『霊幻道士3 キョンシーの七不思議』では全身にススを塗って真っ黒に。ついに「サミー・デービス・ジュニア」になってしまった。
「懐かし映画劇場:映画ブログ」
『五福星』
--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。
0 件のコメント:
コメントを投稿