「懐かし映画劇場:映画ブログ」事故でトンネルに閉じ込められた人たちが脱出しようとするパニック映画。トンネル事故の怖さ、生存者同士の争い、脱出シーン、悲しい別れ。
(Daylight:1996年)
強盗がカージャック。警察に追跡され、猛スピードでトンネルに向かって逃走。
2.事故
有毒廃棄物を積んだトラックに突っ込む強盗。大爆発と共に有毒ガスがトンネルいっぱいに広がる。
3.間一髪
かつて緊急医療班だったキット・ラトゥーラ(シルヴェスター・スタローン)。運転中、トンネルの爆発事故を目撃。
4.生存者
トンネルに閉じ込められた人たち。トンネルパトロールのジョージ(スタン・ショウ)、戯曲作家の女性(エイミー・ブレネマン)、実業家(ヴィゴ・モーテンセン)、刑務所へ護送される囚人(セイジ・スタローンほか)、ワケありな一家、など。
5.救出
生存者の救出に向かうラトゥーラ。高速回転する換気扇を通ってトンネルへ。
6.崩壊
崩れていくトンネル。有毒ガス、浸入してくる海水、爆発と火災。
7.口論
言い争いをする被災者たち。「死の恐怖」で冷静さを完全に失ってしまっている。
8.悲劇
誰よりもトンネルに詳しいトンネルパトロールのジョージが重傷。「自分を置いて脱出しろ」とラトゥーラに指示するジョージ。
9.脱出
出口を探し、脱出を試みるラトゥーラたち。生きてトンネルから出ることができるのか?
(予告編:YouTube)
(コメント)
壮絶な事故によりトンネルが密室になってしまう映画。火災、有毒ガス、海水が被災者に迫る。脱出するルートがほとんどない、という恐怖。救出に向かうラトゥーラも換気扇をくぐり抜けていかなければならない。実際のトンネルってこんな感じなんですか? 閉じこめられたら終わり、みたいな。どこかに脱出口があると思うんですけども。これは映画ですから。「追い込まれる恐怖」を描いた作品。ホラーやサスペンスではよくある演出。個人的には「ラトゥーラと重傷を負ったジョージの会話」が印象深い。自分がこういう状況に置かれたらどのように行動するか、を考えながら観るといいのではないかと。多くの人に観てもらいたい作品です。
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