懐かし映画劇場：『スタローン in ハリウッド・トラブル』

「懐かし映画劇場：映画ブログ」ハリウッドのスタントマンが本当の愛を見つけようとするミュージカル・コメディ映画。歌とキャラがメイン。スタローンはチョイ役。

（Kambakkht Ishq：2009年）

１．主役

スタントマンのヴィラージ（アクシャイ・クマール）。スタントマンは「影の存在」。しかし、ヴィラージは人気スターに信頼され、女にもモテまくる男。

２．結婚式

弟ラッキーの結婚式に乱入するヴィラージ。結婚なんかするもんじゃない、と結婚に反対。結婚すれば「自由」を失う、とヴィラージは思い込んでいる。

３．姉

新婦の姉シムも結婚式に乱入。結婚なんかするもんじゃない、と結婚を毛嫌い。男なんかロクなもんじゃない、と思っている。

４．ミュージカル

突然始まるコメディ調のミュージカル。ストーリーがシンプルなため、この映画には歌の挿入が多い。これがインド映画の特徴。

５．妙な男

人を訴えてカネ儲けしようとするケスワニという男。ストーリーにチョイチョイからんでくる。

６．縁

イタリアでスタントの撮影に向かうヴィラージ。シムも仕事でイタリアへ。飛行機の座席は隣同士。

７．イタズラ

ロスの空港。シムがウソをついてヴィラージを困らせる。

８．手術

スタントでケガをしたヴィラージ。外科医のシムが手術することに・・・。

９．表彰式

「世界スタント賞（スタントマンを表彰するもの）」を受賞するヴィラージ。賞を渡すのはシルヴェスター・スタローン（スタローンの出演シーンはこれと後に出てくるシーンの二回）。

10．ショック

シムと親しくなった、と思ったヴィラージはシムに愛を感じる。シムは「親しいフリをしていただけ」とヴィラージをつき放すが・・・。

（予告編：YouTube）

（コメント）

タイトルを見れば「スタローンが主演だ」と思いますわな。でもアクシャイ・クマールという人が主役。インドではすごいスターなのだとか。稼ぎもスゴイんだとか。確かに表情が豊かで、見た目も悪くない。でもちょっと「濃いキャラ」。この映画に対する世間の評価はよろしくない。ミュージカルなのにその音楽が「耳障り」などと評価されています。音楽は人の好みがあるので、観る人の判断にまかせます。特に個性的なのは「ハナ肇」みたいなヴィラージの弟、人を訴えてカネ儲けしようとするケスワニ、といったキャラ。オススメのシーンはスタローン出演シーン、ロスの空港でイタズラを仕掛けられるヴィラージ、など。笑いを取る演出が多い内容。好きなキャラ、シーンを見つけて楽しむ映画です。 

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