「懐かし映画劇場:映画ブログ」原子力潜水艦を巨大な生物が襲う事件。巨大タコが漁船をあっという間に沈没させ、上陸して人々を攻撃。こんな化け物を一体どうやって倒すのか?
(It Came from Beneath the Sea:1955年)
5500万ドルをかけて建造された原子力潜水艦のテスト航海。舵に「何か」がからみつくトラブル。その「何か」は放射能を帯びているため、うかつに近づけない。
2.分析
舵にからみついた「何か」を分析するジョイス博士(フェイス・ドマーグ)、カーター教授(ドナルド・カーティス)。分析の結果、その「何か」が「巨大なタコ」の一部であることが判明。
3.被害1
貨物船を転覆させるタコ。かろうじて生き残った船員に事情を聞くジョイス。
4.被害2
ビーチに現れたタコ。人を踏んづける。
5.魚雷
特殊な仕掛けの魚雷でタコを攻撃する計画。うまくいくか?
6.被害3
金門橋にからみつくタコ。橋をボロボロにするシーン(『ウルトラマン』で怪獣が登場するシーンに似ている)。
7.被害4
上陸したタコ。逃げまどう人たちを踏んづける。軍は火炎放射器で追い払おうとする。
8.作戦
特殊魚雷でタコを仕留めようとする海軍。しかし、タコは原子力潜水艦を道連れにしようとする・・・。
(予告編:YouTube)
(コメント)
映画にはいろんな悪役が登場します。独裁者、犯罪者、単にイカレた奴。変わったところでは宇宙人、自分が犯人であることに気付いていないサイコっぽい奴、など。この映画では「タコ」が悪役。『007』『ジョーズ』ではサメが活躍(?)しますが、それはもっとずっと後の時代のこと。タコは別に悪くないんです。自然の生き物は本能のおもむくままエサを求めるだけですので。この映画は、水爆実験でエサが獲れなくなったタコが餓えて人間を襲う、という内容。悪いのは「人間」なのです。ただ、タコがデカすぎるんです。だから人間にとって邪魔、ということになってます。地球にはいろんな生き物がいます。タコもクマもサメも生きてます。互いを尊重して、「種の多様性」が守られる世の中になればいいですね。
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