懐かし映画劇場：トム・ハンクス『ビッグ』

「懐かし映画劇場：映画ブログ」12歳の少年が「不思議な魔術」で大人になってしまうファンタジー映画。いきなり大人になった少年。大人の世界で活躍したり、恋愛したり。

（Big：1988年）

１．少年

12歳の少年ジョッシュ。遊園地であこがれの少女シンシアと乗り物に乗ろうとするが、背が小さいから、と断られてしまう。

２．魔術

25セントで願いを叶える人形「ゾルター」。ジョッシュは「大きくして」と頼む。

３．朝

身体だけが大人になったジョッシュ（トム・ハンクス）。鏡を見て、焦る。

４．恐怖

大人になったジョッシュを見てビビってしまうママ。自分の息子だと気付くはずもなく、「変質者」だと思っているようだ。

５．ニューヨーク

隣に住む同級生のビリーと一緒に「ゾルター」を探しにニューヨークへ。

６．資金

「ゾルター」が見つかるまでの滞在費を稼ごうとするジョッシュ。おもちゃ会社で面接を受ける。

７．社長

おもちゃ屋で社長（ロバート・ロッジア）と意気投合するジョッシュ。

８．会議

ジョッシュの新商品に関するアイデアが好評価。

９．恋

同僚のスーザンとデート。部屋にスーザンを招く。次第に「大人の関係」に。

10．情報

「ゾルター」の情報を入手したビリー。「元の生活」に戻れる、とジョッシュに伝えに来たが・・・。

(予告編：YouTube)

（コメント）

シンシアのことが好きな少年ジョッシュ。彼女と一緒に遊べるように少しだけ体を大きくしたい、と思ったジョッシュは「大きくして」と「ゾルター」に頼む。次の日の朝、いきなり大人に。そういう「願い」じゃなかったんですけどね。身長を少し伸ばしたいだけだったのに。「ゾルター」のバカ。元の姿に戻るには「願い」を取り消さないといけない。元の少年に戻ることができるか、という内容。ジョッシュがニューヨークのおもちゃ会社で働くシーンが見せ場の映画。大人にはわからない子供の気持ち。子供のジョッシュにはおもちゃ会社で生かせるようなアイデアがいっぱい。社長に気に入られて出世。大人の世界に対応していくジョッシュ。「元の生活」に戻るのか、そのまま大人として生きていくのか？　楽しいシーンがいっぱいですが、切ないシーンも。オススメの名作です。

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