「懐かし映画劇場:映画ブログ」夫を毛嫌いする妻が強引に離婚しようとする悲惨なコメディ映画。『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』の二人とダニー・デヴィートが再共演。
(The War of the Roses:1989年)
弁護士のギャビン(ダニー・デヴィート)が「ある夫婦」について語る、という形で話が進む映画。
2.出会い
バーバラ(キャスリーン・ターナー)とオリバー(マイケル・ダグラス)。リゾート地でのオークションで出会う。体操の経験があるバーバラ。法律を勉強しているオリバー。対照的な二人。
3.幸福
二人の子供ができて、最高のクリスマス。
4.出世
弁護士として成功したオリバー。関係者を自宅に招いて食事会。話し下手のバーバラはややぎこちない雰囲気。
5.家
念願のマイホームを購入。バーバラが探して、やっと見つけた「理想の家」。
6.心臓
突然、心臓が苦しくなって入院するオリバー。死を覚悟して遺書を書く。病室に来ないバーバラに大いに不満そう。
7.離婚
「離婚しましょう」とオリバーを突き放すバーバラ。これまで黙っていたが、「子供の自立」「好みの違い」「オリバーの食べ方」にバーバラはストレスがいっぱいだったのだ。
8.火事
「楽しいクリスマス」のはずが火事に。ただでさえ冷え切った家の雰囲気がドッチラケに。
9.戦争
離婚条件を話し合うバーバラとオリバー。家を「分割」したり、互いにイヤがらせしたり。成功した弁護士とは思えないような、オリバーの子供じみた報復。
10.最期
ついに互いに命を狙う、壮絶な夫婦ゲンカ。狂気に満ちた表情でエスカレートさせていく・・・。
(コメント)
倦怠期の夫婦が壮絶なケンカ。ハッキリ言って楽しくない映画。これが「夫婦あるある」だと言うのなら、誰も結婚なんかしなくなるでしょうね。出世して成功するとワガママになるんでしょうか? クリスマスも子供が小さい時は家族で楽しかったのに、大人になるとシラけた感じのものに。オリバーは悪い夫ではないんです。浮気だの暴力だの、とは無縁の成功した弁護士。バーバラは少し自由が欲しかっただけだと思うんですが、結局、大ゲンカに。オリバーのイヤがらせ、バーバラの報復。何やってんだか、と思うような攻撃の応酬。多くの人に観てもらいたい作品。カップルで鑑賞して「どう思った?」と二人で話し合うといいかも。
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