「懐かし映画劇場:映画ブログ」中年男性が「社会にはびこるウンザリすること」にキレてしまう映画。嫌なことだらけの世の中に逆襲。ナマイキな店、バーガー店。バズーカ砲炸裂。
(Falling Down:1993年)
中年の男性フォスター(マイケル・ダグラス)。交通渋滞にはまる。暑い車内に耐えられず、車を放置して、「家に帰る」。
2.刑事
刑事プレンダガスト(ロバート・デュヴァル)。フォスターが残した車を白バイ隊員と処理。プレンダガストは今日、退職する予定になっている。
3.小銭
家族に電話をかけたいフォスター。札をくずして小銭を手に入れようとするが、韓国人が経営する商店は値段が高い。
4.縄張り
休んでいるところに因縁をつけにきたチンピラ。ただでさえイライラしているフォスターにナイフを突きつける。
5.元妻
別れた妻と娘に会いたいフォスター。電話で思いを伝えるが、元妻は恐怖に怯える。
6.武器
チンピラがマシンガンを乱射してフォスターに報復。
7.朝食
バーガー店で「朝食セット」を注文。しかし、少し時間が過ぎていたため注文できない。店員に苦情を言うフォスター。写真と実物が違う、と商品にも文句を付ける。
8.ナチ
「払い下げ軍用品センター」にやってきたフォスター。ナチスドイツを信奉する店主に声をかけられる。
9.バズーカ
予算消化のための道路工事にイラつくフォスター。バズーカ砲を使う時が来た。
10.家族
元妻の家に着いたフォスター。逃げた元妻と娘を追って桟橋へ。そこへプレンダガストが現れて・・・。
(コメント)
アナタにとってイラつくことって何ですか? イヤなことがあってもどうすることもできない、というのはよくあること。文句言いたい、ぶっ飛ばしてやりたい。でもできません。逮捕されたり、逆にぶっ飛ばされたりしますから。それを思いっ切りやってしまうのが「フォスター」という男。メガネを掛けてケント・デリカットっぽい雰囲気のマイケル・ダグラスが演じるキャラ。フォスターは軍需企業をクビになった男。国のために頑張ってきたのに。クビになった上に、町では英語もロクに話せないような連中が大きな顔している。別れた元妻も冷たい。ついにキレて、好きなように振る舞う。しかし最後は悲惨な結末。やはり自分で解決しようとするのは許されないことなのか? 町で犯罪者が自由にのさばっている、というのなら警察なんて必要ないですね。不要なことに税金が使われる、というのなら納税する必要ないですね。多くの人に観てもらいたい映画です。
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