「懐かし映画劇場:映画ブログ」突然現れた火星人が地球を総攻撃するSF映画。人類の武器が全く通用しない火星人の宇宙船。ビルも軍隊も焼き尽くす破壊力。人類は滅亡か?
(The War of the Worlds:1953年)
「隕石」のような物が落下。大勢の人たちが目撃。
2.好奇心
落下物に群がる人々。溶岩のように高熱を発しているため、冷めるまで様子を見ることに。
3.攻撃
落下物からヘビのようなモノが現れ、見張りの三人組を攻撃。同時に停電が起こり、時計も故障する。
4.反撃
ついに姿を現した宇宙船。海兵隊が出動。戦車で攻撃するが特殊なバリアーに阻まれ、宇宙船はビクともしない。
5.敗北
軍の武器が全く通じない状況。宇宙船からの攻撃により消滅する戦車。科学者のフォレスター(ジーン・バリー)によると「(宇宙船が発する光線は)中間子を無効にし、物質を分解する(ことができる)」そうだ。
6.危機
火星人に襲われるフォレスターとシルヴィア(アン・ロビンソン)。肉体的にはとても弱い火星人。フォレスターに攻撃されて、アッサリ退散(逃げるときのちょいマヌケな動きに注目)。
7.分析
フォレスターが入手した「火星人の目」「火星人の血液」を調査する科学者たち。火星人の弱点を発見できるかどうか。
8.原爆
最後の手段を試す軍隊。
9.混乱
町では暴動と略奪。暴徒に研究資料を奪われてしまうフォレスター。人類を救う可能性を失って、呆然としてしまう。
10.破滅
世界中の町を破壊しまくる火星人。このまま地球は火星人に支配されてしまうのか?
(予告編:YouTube)
(コメント)
『マーズ・アタック!』(1996年)という火星人が地球を襲撃するコメディ映画がありましたが、この『宇宙戦争』がオリジナル。火星人が使う武器は強力で、バリアーで攻撃をディフェンス。でも肉体的には弱い、というのが「宇宙人モノ映画」ではよくあるパターン。科学に依存しすぎて体が弱体化している、という設定(でもそんなスゴイ武器を作るのには体力も要るんじゃないかな?)。個人的には結末がちょっともの足りない。「肉体的には弱かった」というオチ。暴動と略奪が起こるシーンは「人間の愚かさ」を描いた嫌な場面(パニックもの映画ではよくある演出)。宇宙船が人類を攻撃するシーン、火星人のビジュアルと逃げるときのコミカルな動き、が見所。他にも宇宙人が地球を襲撃する映画はありますので、そちらの方もどうぞ。
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