2020年12月2日水曜日

懐かし映画劇場:シルヴェスター・スタローン『ロッキー・ザ・ファイナル』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」引退したボクサーが再びリングに立つドラマ・スポーツ映画。ボクサーの引退後の寂しい生活、懐かしい再会、新しい出会い、家族、試合。

(Rocky Balboa:2006年)

1.命日

亡き妻エイドリアンの墓参りをするロッキー(シルヴェスター・スタローン)。義兄のポーリー(バート・ヤング)は「しめっぽい雰囲気」が苦手の様子。

2.息子

命日に顔を見せなかった息子ロバートを訪ねるロッキー。

3.

ロッキーが経営するレストラン「エイドリアンズ」。試合の思い出話をお客に聞かせるロッキー。なかなかの繁盛ぶり。

4.再会

かつて少女だったマリーとバーで再会。シングルマザーのマリー。苦労しているようだ。

5.テレビ番組

ヘビー級ボクサーを比較するテレビ番組。現役の世界ヘビー級チャンピオン、「瞬殺」ディクソン (アントニオ・ターバー)とロッキー・バルボアのコンピューターによる仮想対決。ディクソンは自分が負けるのを見て不満そう。

6.オファー

ディクソンの一人勝ちで人気が無くなってしまったヘビー級。盛り上げるためにディクソンのプロモーターたちが「ディクソン vs ロッキー」のエキシビション・マッチをロッキーにオファー。

7.記者会見

自信タップリのディクソン。貫禄十分。

8.父子

父親のカムバックに反対するロバート。父の栄光の陰に隠れた存在、と自虐的なロバートは、「ロバート」ではなく「ロッキーの息子」と周囲から呼ばれ続けてきたことが相当つらかったようだ。

9.トレーニング

新しい犬「パンチー」とロードワーク。

10.試合

ラスベガス。「ヘビー級10回戦 エキシビション:メイソン・ディクソン vs ロッキー・バルボア」。リングサイドにはマイク・タイソン。まるで本物のボクシング中継みたいなリアルさ。勝負の結果は?

(予告編:YouTube)

コメント

エイドリアンを失ったロッキー。経営する店は「ロッキー人気」でそれなりに繁盛。しかし「熱意をぶつけられるもの」を求めてリングに上がる。相手役は本物のボクサー、アントニオ・ターバー。『ロッキー5/最後のドラマ』のトミー・モリソンと同じく、ホントの世界王者。試合のシーンは「HBO」のマークが入った映像で実にリアル。しかしながら、これは「ボクシング映画」ではなく、「人生」を描いた映画。主人公のロッキーだけではなく、周囲の人々の人生も描かれています。相変わらずヘマなポーリー、イジケた性格のロッキー・ジュニア、シングルマザーとして苦労するマリー。世界王者ディクソンにも悩みが。様々なテーマが描かれた「人間ドラマ」。多くの人に観てもらいたい名作です。 

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