「懐かし映画劇場:映画ブログ」宇宙から飛んできたナゾの物体に人間が吸収されていくホラー映画。ゆっくりと動く「謎の物体」。人を襲うときは意外に速い。どうやって退治する?
(The Blob:1958年)
スティーヴ(スティーブ・マックイーン)とジェーン(アニタ・コルシオ)。
2.落下
空から赤い何かが落下するのを目撃するスティーヴとジェーン。
3.物体
落下物を調べる老人。ナゾの粘着質な「物体」が手に張り付く。
4.診療所
老人を診療所に連れていくスティーヴとジェーン。
5.犠牲者
人間を次々と吸収していく「物体」。吸収するたびに大きくなっていく。
6.警察
診療所のハレン医師が襲われるのを目撃したスティーヴ。警察に事情を説明しても信用してもらえない。
7.店
スーパーマーケットで襲われるスティーヴとジェーン。ドアを閉めても、下の隙間から「物体」は侵入してくる。
8.映画館
映画館に現れた「物体」。パニックになって映画館から逃げ出す人々(笑いながら逃げてる人も)。
9.絶対の危機
食堂を襲う「物体」。スティーヴらに人喰い「物体」が迫る・・・。
(予告編:YouTube)
(コメント)
内容はシンプル。宇宙からの物体。次々に人を消化してデカくなっていく。底無しの欲望が周囲を混乱させる。この「物体」は人間の欲求を象徴しているのかな? 若いマックイーンが恐怖の物体にビビるシーンが見せ場。そんな化け物がいるわけないじゃないか、と他人に信用されないのもホラー映画ではありがちなパターン。映画館のシーンがオススメ。壁に貼ってある古いポスター(当時は新作だった、と思う)、劇場の雰囲気、人々の服装。襲われてるのに笑いながら映画館から逃げていく人々(マジメにやってくれないエキストラ)。この物体に弱点はあるのか? ラストを見てもスッキリしない感じ。自分がこの物体に襲われたらどう逃げるか、と想像しながら鑑賞するといいかも。マックイーン、物体、映画館に注目の傑作です。
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