2020年12月13日日曜日

懐かし映画劇場:ショーン・コネリー『ネバーセイ・ネバーアゲイン』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」英国秘密情報部(MI6)のジェームス・ボンドが秘密結社に奪われた二個の核弾頭を取り返そうとするスパイ映画。『007 サンダーボール作戦』のリメイク。

(Never Say Never Again:1983年)

1.再び

ショーン・コネリーがボンド役で復帰。「笑いの演出」が多い娯楽作。あのジェームス・ボンド(ショーン・コネリー)が「時代遅れ」扱いされ、仕事を干されている、という設定。

2.秘密結社

悪の秘密結社「スペクター」。アメリカの核弾頭を奪うことを計画するスペクターの首領ブロフェルド(マックス・フォン・シドー)。実行は「スペクターNo.1」のラルゴ。

3.施設

療養を兼ねて、ある施設で再教育を受けることになったボンド。そこでは怪しい出来事が次々と起こり、ボンドは殺し屋に襲われる(どことなくユーモラスな戦い)。

4.脅迫

入手した核弾頭で250億ドルをNATOに要求するスペクター。

5.

ラルゴに利用されている女、ドミノ(キム・ベイシンガー)。

6.Q

シリーズ定番のキャラ(M、Q、マニー・ペニー)も登場(オリジナルシリーズとは違うキャスト)。予算を削られて、愚痴をこぼすQ。

7.ドジ

スペクターを追ってバハマへやってきたボンド。ドジな英国大使館員(ローワン・アトキンソン)がボンドをフォロー(してるつもり)。

8.挑発

顔を合わせたボンドとラルゴ。「世界制覇ゲーム」で対戦。

9.カーチェイス

逃走するファティマ(スペクターの「12号」:バーバラ・カレラ。『テキサスSWAT』ほか)を追跡するボンド。迫力のシーン

10.攻撃

核弾頭とラルゴを追うボンドとCIAのフィリックス。結末は?

(予告編:YouTube)

(コメント)

ショーン・コネリーがボンド役に復帰。といってもこれは正統なシリーズではなく、「番外編」として扱われている作品。かなりオススメの傑作。ストーリーは『007 サンダーボール作戦』のリメイクですが、シリーズを観てきた人はもちろん、観たことがない人でも楽しめる内容になっています。あのボンドが「時代遅れ」扱いされ、仕事を干されている、という設定。ボンドが「再教育」を受ける施設で次々と妙な出来事が起こるシーン(笑いがキッチリ入っている楽しい場面)。英国大使館員(ローワン・アトキンソン)の大ボケにボンドがツッコむシーン。派手なアクションもあります。M、Q、マニー・ペニーといったキャラはオリジナルとは別の人たち。「世界制覇ゲーム」なんてのも出てきます。『Mr.ビーン』で有名なローワン・アトキンソンは後にスパイ作品『ジョニー・イングリッシュ』で主役として活躍。多くの人に観てもらいたい娯楽作です。

--------------------------------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。


0 件のコメント:

コメントを投稿