2020年12月1日火曜日

懐かし映画劇場:シルヴェスター・スタローン『ロッキー』

「懐かし映画劇場:映画ブログ」無名のボクサーが突然チャンスを得て世界王者に挑戦するスポーツ・ドラマ映画。試合、精肉工場でのトレーニング、個性的キャラが見せ場の名作。

(Rocky:1976年)

1.主役

舞台は1975年のフィラデルフィア。さえない四回戦ボクサーのロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)。パンチが強いサウスポー。今まで鼻を折られたことがないのが自慢。しかし、試合っぷりはケンカみたいなもので、「世界レベル」ではない、ローカルな選手だ。

2.エイドリアン

ペットショップで働くエイドリアン(タリア・シャイア)。友人ポーリー(バート・ヤング)の妹。教育ママみたいなメガネ。ロッキーは彼女のことが気に入っているが、エイドリアンはロッキーと目を合わそうとしない。

3.高利貸し

借金の取り立てのアルバイトをするロッキー。

4.ロッカー

ボクシングジムのオーナーであり、トレーナーでもある元ボクサーのミッキー(バージェス・メレディス)。ボクシングに専念しないロッキーからロッカーを取り上げる。

5.王者

世界ヘビー級チャンピオンのアポロ(カール・ウェザース)。鋭いジャブとストレートが武器。対戦相手がケガをしたため、次の防衛戦の相手を探している。

6.部屋

ロッキーとデートするエイドリアン。その後、ロッキーの部屋へ・・・。

7.トレーニング1

ロッキーのニックネーム「イタリアの種馬」が気に入ったアポロ。プロモーター(興行の主催者)から、アポロとの試合のオファーを受けたロッキー。ポーリーが働いている精肉工場で肉を殴って鬼気迫る表情に。

8.トレーニング2

ミッキーらが見守る中、徹底的に体を鍛え直す。

9.入場

ド派手な入場のアポロ。ゴング前にはあのジョー・フレージャー(本物の元・世界ヘビー級王者)がリング上であいさつ。

10.試合

「世界ヘビー級タイトルマッチ:アポロ・クリード vs ロッキー・バルボア」。ゴングが鳴る時が来た。

 (予告編:YouTube)

コメント

名作シリーズの第一弾。本来なら世界ランキングにも入っていない選手が世界挑戦することはないのですが、これは映画ですから。なぜかエイドリアンを強く愛するロッキー。友人ポーリーの妹だから興味を持つようになったのかもしれないけど、教育ママみたいなメガネを掛けていてあんまりかわいくない感じの女。ロッキーの部屋へ行くエイドリアン。エイドリアンのメガネを外すロッキー。かわいい顔してるじゃないですか。女を見る目があるロッキー。以前にもメガネを外したとこを見たことがあるんじゃないの?  エイドリアンの態度もロッキーの部屋へ行く前と後で全然違う。強烈に自己主張するようになっていく。ミッキーがロッキーからロッカーを取り上げるシーン。その後、大きなチャンスをもらったロッキーにすり寄って声をかける。わかりやすい男。個人的に気に入っているのは「肉の倉庫でトレーニングするシーン」。スゴイ形相でパンチの練習をするロッキー。特別ゲストにジョー・フレージャーが出てるのも雰囲気を盛り上げる良い演出。試合のシーンは迫力。音楽はあまりにも有名。ツッコミどころがありますが、良いシーンもたくさん。オススメの名作です。

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